「戦後、日本の平和と繁栄を支えてきたのは日米同盟と国際協調であり、これが日本外交の基本です。日本と米国の関係は、世界で最も重要な二国間関係です」と小泉は17日発行のメルマガで言っている。
しかし、
これこそ≪古い国際秩序≫すなわち≪冷戦構造≫によって生じていた事態であって、その≪構造≫が変化してしまったということこそ、90年代以降のグローバル化の意味であり、それは【不安定で多元的な秩序】が形成されてきたことを意味する。
日本政府はそうした【構造の変化】があったにも関わらず、≪古い構造≫への対応関係であった「日米同盟」に固執している。むしろ、
この≪日米同盟≫こそ【構造(の変化に伴って)改革】されねばならない要点ではなかろうか?
アメリカ一辺倒から抜け出し【より多元的な国際関係の構築】によって
不安定性を縮減することが必要であろう。特に中国・韓国との関係は一刻も早く改善すべきである。
今回の小泉内閣メルマガについてはまだコメントすべきことがある。そのことについては後日、書き込むことにする。

0