一つ前のエントリーで政治とカネの問題で、遠藤農水相と坂本外務政務官の辞任について触れた。
ここで注目すべきなのは、今回の内閣改造後は、
安倍は閣僚に説明責任を果たすことを求めている点だ。
この点は安倍もいろいろな場で発言していると思うが、たとえば、8月30日づけの「安倍内閣メールマガジン」では次のように言っている。
今後、政治資金の問題が指摘されれば、閣僚には、国民に対してしっかりと説明をしてもらいたいと思いますし、十分な説明ができなければ内閣から去っていただく。そうした覚悟で閣僚になってもらいました。
これは安倍晋三自身にも適用されなければおかしい、というのが一般常識というものだろう。
つまり、
安倍晋三自身が政治資金の問題が指摘されたときに、十分な説明ができなければ、内閣を去ってもらうってことだ。
安倍晋三という政治家は
ドス黒い政治家であることは、いろいろ調べているとよくわかる。自分の選挙区に対しては
「古い利益誘導型の政治家」であることも、知っている人にとっては周知の事実だろう。
その意味で、
安倍晋三本人の「政治とカネ」の問題が浮上すれば、安倍晋三の内閣はおしまいだ。
◆◇◆
とはいえ、
安倍の「『自分の政策(単なるイデオロギー?)は正しい』という思い込み」を、世論によって否定された上で辞めさせたほうが、後々の災いを断つ意味では望ましいんだけどね。
その意味で、ようやく議論のための前提条件がそろいつつある国会で、野党との論戦でボロボロになってもらうことが望ましいだろう。(その結果、衆院選で惨敗してもらうか、衆院選にたどり着く前に辞めてもらう。)
われわれにとって幸いなことに、
安倍晋三はまともな議論ができる人間ではない。
そのために必要な人間性(たとえば、人の意見を聞くという姿勢)も、自らの意見を適切に秩序立てて述べるだけの知性も持ち合わせていないのだから。
野党の議員には国会での論戦を通じて、安倍の馬鹿さ加減を徹底的にあぶり出してもらい、マスメディアにはそれを世の中に広めてもらうことを希望する。
◆◇◆
長くなったので、念押しの一言で締めくくりたい。
安倍晋三の政治資金問題、政治倫理上の問題などが発覚したら、説明責任を徹底的に果たすよう求め、辞任に追い込むべきだ。
そこに至る過程で、
安倍の無能と無策(安倍にはまともな「政策」なんてないこと)をさらけ出せればなおよい。

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