このブログからリンクさせてもらっているブログの一つ「
ストップ浜岡原発@ブログ」でも紹介されているが、
古長谷稔氏の著書が20日、ついに出版された。
『放射能で首都圏消滅―誰も知らない震災対策』
これは古長谷氏の日頃からの
精力的な活動の産物の一つである。私としても日本の社会がガタガタになるシナリオの一つとして、
東海地震により浜岡原発の事故が東京など関東一円を放射能汚染してしまうということはありうると考えており、彼の主張には基本的に賛同している。
ましてや
「安全や人の生命よりもとにかく経済(成長)優先」という近年の政府のスタンスは、ますますこうした事態が起こる可能性を高める方向にあるように私には思われる。地震の発生周期から言えば、東海地震はそろそろ起こってもおかしくないそうなのだが、仮にその時期が大きくずれるとしても、長期的には起こる可能性は高いわけで、
政府や電力会社には長期的な視点に立って適切な判断をしてもらいたいものである。
実は私もこの本をまだ入手していないのだが、近々、入手して読んでみるつもりである。私は著者の古長谷氏には個人的にいろいろ世話になってきた。
そんなこともあって、
せめて気持ちだけでも、いや、ほんの些細な言動だけであっても、応援は続けていきたいと思う今日この頃なのであった。

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