2013/2/12

熊本 ハゼクチ 釣行記 1月29日 中潮  投げ釣り

熊本 ハゼクチ 釣行記 1月29日 中潮 

 二回連続の大ハズレで身も心も寒いゆうたろう・・・となると例年なら後はムコナールを処方するしかないか!?となる所ですが、今年は、この釣り物のない厳寒期だからこそと心に決めた計画がありまして、いよいよ実行に移すことに。
 もちろん狙いの魚は、かの有名なといいますか、一部で知っている人は良く知っている有明海特産のハゼクチ。形はハゼで、もちろんハゼの仲間なのですが、大きさは桁違い。全日本サーフの日本記録は64.4cm。このハゼクチ、近年まで、行けば40cmクラスがそれなりに釣れ、ときには50cmオーバーも混じり、かつ数も10匹や20匹が簡単に釣れていたということらしいのですが、ここ1、2年、型はもちろん数も釣れなくなってきたとのお話が・・・
 以前は簡単に釣れたのに、最近は全然釣れなくなったというお魚さんの話は良くある話で、ひょっとしてハゼクチもと思うと不安がいっぱいになります。もちろん、自然のことですから先行きのことは誰にもわかりません。しかし、それでも、釣れるときに釣っておくことに越したことはありません。ということで、昨年はパスしましたが、今年は少々の無理をしてでも絶対に行っておかなければと密かに年の初めに決意し、ネットでいいろいろ下調べ。1月下旬決行でお休みを調整し、更に、クラブのふぐたろう会長に連絡を取っていろいろアドバイスをいただき、最終的に緑川→要江の行程を決定。
 当初、昼過ぎ出発して夜、昼と釣って翌日の夕方帰阪する計画を立てましたが、直前になって午前中入っていたスケジュールが急にキャンセルに!ラッキー!!!とばかりにお休みを丸々二日頂いて朝出発に変更。丸々二日のお休みをいただいての釣行は、いつだったか記憶にないくらい久しぶりの遠征で、心浮き浮き。短時間・単独釣行ですので、安全と釣行時間を考えて釣行費用を大奮発して、レール&レンタカーを採用(乗車券2割特急券1割引き)
 当初の計画どおり前夜に南港でエサを仕入れて準備万端。朝5時に起きて新大阪へ。ちょっと恥ずかしさを感じつつも、いい年のおっさんが魚臭い(?)防寒着を着て竿ケースをたすき掛け。クーラーとリュックをキャリーに積んで予定どおりさくらに乗車。(多少視線を感じましたが・・・)列車は快適な新幹線四列シートで、気持ちよく惰眠をむさぼっているとあっという間に熊本駅へ。建て替えられて綺麗になった熊本駅の駅舎を出ると目と鼻の先にレンタカー店。早速、手続きを済ませて予約していたワゴンRの軽に乗り換えると、まずは、ナビに緑川の目的地を設定、そして出発です。初めての場所でナビを頼りの運転ですので、安全走行でゆっくりと熊本の道を走行します。天気は、今日明日の両日共に晴れで、気温は低いものの冬型が徐々に弱まり、この時期としてはおそらく最高の気象条件で、初めての釣行を後押ししています。時間にして20分ほどでしょうか、道に迷うこともなく意外に早く目的の緑川河口に到着。目の前には下調べで何度も見た超大物実績ポイントの波止やすべり、土手が広がり、右手奥には、あの有名な雲仙普賢岳を望むことができます。
 なんといいいますか何度も何度も話題にし、いつかは一度訪れたいと永年思いを馳せてきたハゼクチのふるさと緑川・・・遂に来た!・・・と少し高揚した気分に浸り、しばし、土手にたたずみます。
 よっしゃ!釣るぞ!!と気合を入れて、車を超実績ポイントの船溜まりの波止の付け根に止めると素早く車から荷物を降ろして準備開始。竿をだして、リール、仕掛けをセット。15号カレイ針の2本針仕掛けにマムシを付けて第一投。丁度、下げの時間帯ですので正面に投入した仕掛けは、見る見るうちに右に流されていきます。さすがに、4m以上の潮位差があるポイントだけあって一旦下げだした流れはまさに激流。それでも、順次、遠近流れに合わせて投入ポイントを変更し、すべての竿を投入。竿先を見つめてアタリを待ちます。

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 まだ見ぬハゼクチのアタリに期待を込めて竿先に集中し、アタリを待ちますが、2投目、3投目とエサがそのまま帰ってきます。さらに投げ続けますが、たまにフグにハリスを切られるくらいで何の音沙汰もなく1時間2時間と時間だけが経過していきます。釣れない時間もあることは、事前の下調べでわかっていますので、辛抱強く粘るしかありません。アタリを待ち黙々と打ち返しているとやがて投入して仕掛けが流されている一本の竿に、ゴンゴンゴンと大きな初アタリが出ます。よし!やっと来た!と竿を手に持ちリールを巻き始めると結構な重量感とゴンゴン、グイグイとしっかりした手応えが返ってきました。緩めることなくしっかりと巻き取っていくとそろそろ姿が見えてくる辺りで突然魚が水面で暴れて大きく水しぶきが上がります。あれ!?なんや〜スズキ・・・
 少し気落ちしつつも、中々の手応えですので、それなりに期待を込めて足元まで巻き取ってくると現れたのは60cmぐらいはありそうなスズキです。ま、これでも1号UPとスズキを確保すべく無造作にあしらった次の瞬間、パンと針がはずれて、あ!ああ、あ〜あと声にならない声をあげているゆうたろうをあざ笑うかのように、スズキは悠然と沖に泳いでお帰りになりました。
がっくり気落ちし、へこみますが、熊本へスズキを釣りに来たわけでもないしと負け惜しみで気持ちを切り替えると本命のハゼクチを狙って投げ続けますが・・・その後は、たまにポツンとアタリがあると出てくるのはこれ!クリックすると元のサイズで表示しますニベといいますかコイチといいますかそれの寸たら。それ以外はな〜んもハゼクチのハの気配すらありません。結局、ハゼクチはもちろんのこと魚らしい魚を一匹も釣り上げることなく下げの6時間が終了。下げの潮止まりから上げに転じて夕闇が迫ります。
 過去の釣行記をいろいろ調べさせていただいた結果では、下げがだめでも、上げ潮に変われば、そして今日の潮では、午後10時過ぎの満潮前後の時間が釣れる可能性が高いはずです。夕方、漁に出ていた船が一斉に帰港しますので暫くは、チョイ投げで模様眺め。我慢の時間を過ごしますが、ようやく落ち着いた7時半過ぎから本格的に釣り再開。上げ潮とは思えないぐらいの激流ですが、遠近投げ分けて仕掛けを投入し、ハゼクチのアタリを待ちますが・・・・・相変わらず激渋といいますか、アタリがあるのは子ニベ?子コイチ?のみ・・・それでも下げ初めまでは、ここでねばると決めていますので、黙々と投げ続けます。
 すると満潮まで残り一時間を切ったころ、一本の竿の道糸が流れずに止まり、そのうち逆らうように動き始めます。?・・・ゴミ?・・・潮が変わった?・・・よくわかりませんが、とりあえず竿を手に持ち対処し始めると急に手元にググッと手応えが・・・何かおる!ということであわてて真剣に巻き始めると向こうも結構な手応えを返してきます。それでも、対処できないほどの大きさではありませんので、ゆっくり確実に巻き取ってくるとヘッドライトに浮かび上がったのは、スズキ!またお前か!?といいつつも、ここまで、お魚ゼロですので、今度は取るぞと慎重に寄せてきます。昼間のよりも小さいように見えますので、針掛かりを確認して一気にごぼう抜き。計測すると55cm丁度の良く身の付いたスズキ

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 狙いの魚ではありませんが、初の魚らしい魚で、しかも、貴重な1号UPのスズキ。もちろん、丁重に締めてクーラーへ。
 さあ、次こそはハゼクチを釣るぞと気持ち新たに釣り再開で、一斉に仕掛けを回収して新しいエサを付けて投げていきますが、その後もなんのアタリもありません。遠近投げ分け超近投のボチャンも試みますが、それでもダメなものはダメ。もちろんアタリもないままに上げてみると・・・などということもないまま時間だけがどんどん過ぎて、気が付くと夜の満潮の時刻を終了して、下げの激流に突入。昼から夜にかけて下げ、上げ、更に下げとここ緑川の一級ポイントで釣り続けましたが、ハゼクチの影も形も見えません。昼に見に来た地元のオッチャンの「四国からきた人も釣れんと言っていた」という話が蘇り・・・一番の実績場で全く釣れないということは、噂はほんまもん?・・・ひょっとしてこのままOOHZUREで3週連続の撃沈!!?あかん!あかん!それだけはあかん!さあどうする!?このまま釣るか?・・いややっぱりこれだけ釣ってあかんということは転進するしかないと決断。ふぐたろう会長に聞いた要江のポイントに転進を決意。そこがだめなら地元のオッチャンの言っていた白浜?へ移動と決めて撤収開始。

 手際よく竿を片付けて車に積み込むとナビに目的地を設定し、深夜の熊本の道を軽快に走らせること30分程で、要江に到着。まさか釣り人がおるはずがないと思ってポイントに車を乗り入れると・・・な、なんと!先客の方が3人並んで竿を出しておられます。
 たった一人で、緑川で竿を出し、ハゼクチボーズのゆうたろう。熊本までできていよいよ3連続OOHAZURE色合いが濃厚となっている中で、何としても一匹釣って帰りたいと藁をもつかむ思いといいますか、不安と心細さでなりふり構わずといいますか、思い切って声をかけると竿を出されていたのは、山口協会西京サーフのMさんとそのクラブのメンバーの方々。夕方からこの場所で釣っているとのこと。しかも、40オーバーを頭に皆さんハゼクチをそれなりに釣り上げているとのこと。時合は、満潮前後。ゆうたろうがハゼクチの現物をまだ見たことがないと言うとクーラーから出して40UPのハゼクチを見せていただき大感激。実際に釣れた大きなハゼクチを見せられると先ほどまでの絶望感はどこへやら、やっぱり釣れるところでは釣れると元気が出てきます。しかもそれだけにとどまらず、要江のポイント解説と漁船の出入り等の注意点を丁寧かつ親切にレクチャーいただきました。しかも、極めつけは、ゆうたろうが隅にでも入らせて下さいとお願いする前に、せっかく大阪からきたんだから、私はすべて埋まっているし、後の二人もそれなりに釣ったからとポイントを開けていただくことに・・・どうぞ頑張って釣ってくださいという西京サーフの皆さんに言葉も出ないくらい感謝、そして感激・・・深々と頭を下げて西京サーフの皆さんの車を見送りました。
 ポイントを譲ってもらった以上、後は何が何でも釣って帰るしかありません。早速準備を始め、出入りする船に気を付けながら、全ての竿を出し終えてアタリを待ちます。潮は、完全に下げに入っていますので、緑川ほどではありませんが、結構流れており、ゆっくりと右に流されて止まります。何としても一匹をと念じながら竿先を見つめていると正面に軽く投げ込んでいた竿先が微妙に動きます。流れに引っ張られていた竿先がじわっと戻って震えながらまたゆっくりと小さく舞い込みました。何とも微妙な動きですが、潮の流れでは出ない動き方をしましたので、半信半疑ながらアタリ?ではとゆっくりと煽るとわずかな重みが乗りました。ゴミ?魚?ヘッドライトの先に視線を集中してゆっくりと巻き取ってくると現れたのは魚・・・ハゼのような形をした魚がうねうねと仕掛けの先に泳いでいます。ドキドキしながら慎重に抜きあげるとヤッタ!!紛れもないハゼクチ・・・第一号。丁重にタオルの上で計測すると30cmの正真正銘のハゼクチ。正直、これでどん底から救われた!という気分で、初めて釣り上げたハゼクチを暫くまじまじと見つめてしまいました。そして何より西京サーフの皆さんに心から感謝!!

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 一匹釣れると現金なものといいますか、心に余裕が出てくるといいますか、際をすれすれを通って行く漁船もなんのその、元気よく回避しルンルンと釣り続け、ポツリポツリとハゼクチを追加していきます。
 次に登場したのは、小ぶりな26cm、さらに、31cmのハゼクチを追加。  クリックすると元のサイズで表示しますクリックすると元のサイズで表示します



 そして、しばらくして一際はっきりした手応えで、上がってきたのは36cmのハゼクチクリックすると元のサイズで表示します

 更に28cm、26cm、28cmと3匹のハゼクチを追加して夜明けを迎えます。
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 明け方は、かなりの冷え込みで、ぬれたタオルが凍りついてバリバリ。前日から釣り続けた疲労もピークに、しかも船の出入りが激しくほとんど釣りになりません。それでも、OOHAZUREを覚悟したゆうたろうにとっては、7匹のハゼクチの型物を確保できましたのでそれはそれで十分納得。港内作業もありますので、昼のこのポイントでの釣りをあきらめ、転進することに。
 地元の人の言っていた、白浜(?)をのぞいてみますが、ポイントが不明で、それらしきところで竿出ししますが、全く駄目。ならばと日が高くなってから要江のすぐ下流の波止で釣りますが、上がってくるのはマハゼ(?)クラスの小さなハゼクチのみで結局、仮眠のための時間になりました。疲れもあって、少しだけ仮眠したつもりでしたが目を覚ましてみると時計は12時を回っています。一斉に挙げた竿に掛かっていたのは、相変わらず寸たらのハゼのみ。要江のポイントがすぐ目の前に見える場所ですので、ひょっとしてと期待しましたが、結果はハズレでこれ以上ここで釣っていても望み薄。さあどうしようかと迷いましたが、一旦はOOHAZUREを覚悟したにもかかわらず、西京サーフの皆さんのおかげで何とか7匹を釣ったことですし、これ以上夕方まで粘っても追加は難しそうということで、予定を切り上げて、早めに帰阪することに。
 ただ気になるポイントが一箇所ありましたので、帰り道で車横づけということもあって次回釣行の参考にと1時間だけ竿出しすることに決めて場所移動。手前は、干潮時に露出しますので、遠投ですべて投げ入れ、あまり期待せず車に乗り込んで、仮眠(昼寝)の準備。

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 眠るともなく車のシートに座っているととても良い天気で、春の日差しがいっぱいに降り注ぎます。ぽかぽかと暖かくなってきて、朝、タオルが凍りついたことなど忘れてしまうななどと思いながら、ぼ〜っと竿先を見つめていると右から2番目の竿先が微妙なお辞儀を始めます。
 潮はゆっくり下げていますので、最初流されているのかなと思っておりましたが、竿先が時々微妙に抑え込まれているような・・・車から出ると微かな期待をしつつも半信半疑で、まさかそんなことはないよなとも思いつつも巻き取りを始めると微妙な手応えが・・・なんかおるような・・・さらに巻き取ってくるとなんと現れたのは正真正銘のハゼクチ。しかも、十分型物の資格を持った大きさです。そこから急に慎重になり、丁寧に抜きあげ計測すると33cmのハゼクチ。ラッキーにも一号追加です。
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 一匹釣れると現金なもの、つい先ほどまでののんびりした気分はどこへやら、へ〜こんなとこでも釣れるんやと驚きつつも、そこからはちょっと真剣に竿を振り始めます。すると納竿までの1時間に27cm、32cm、28cmの3匹のハゼクチを追加。
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 全く期待していないところで、いい加減なゆうたろうらしい車横づけの釣楽ちんポイントを見つけて独り嬉しくなってニンマリ!?丁度エサ切れになり、かつ強風が吹き始めたこともあって予定通り1時間で納竿。また必ず来るからと心に誓って熊本を後にしました。

 今回の熊本釣行の結果は、ハゼクチのCランク1、Bランク5、Aランク5とスズキのAランク1で大物12匹で12号UP。
 Dランク(40cmオーバー)ゼロのこの結果には、いろいろ評価はあるところかと思いますが、欲を言えばきりがありません。この間のゆうたろうの戦績・実力、そして、一度は、緑川でOOHAZUREを覚悟したことを思えば、十分すぎるくらいの上出来で、正直、ゆうたろうは大満足!
 いろいろアドバイスを事前に頂いたふぐたろう会長、そして、ポイントをお譲り頂いて色々と情報提供&アドバイスをいただいたMさんはじめ山口・西京サーフの皆さんに心からの感謝!ほんとにありがとうございました!!

 帰宅するとスズキは、お造りとしゃぶしゃぶに!そして、ハゼクチは、煮つけとテンプラにして初試食。ハゼクチの食味に関してはいろいろ評価があるかと思いますが、山の神はともになかなかいける!おいしい!!と言っておりましたが、ゆうたろうも全く同意見で、白身のくせのないとても美味しい魚かなと・・・今度は、もっと大きい奴を釣ってお造りに挑戦しようかと思っておりますが・・・

とりあえず、3枚におろして揚げたハゼクチのテンプラ・・・おいしかったですよ〜
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北斗サーフ公式サイト
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タグ: 熊本 ハゼクチ 緑川



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