2012/6/14

新宮王子ヶ浜 ニベ・・・ 釣行記   投げ釣り

新宮・王子ヶ浜 ニベ・・・ 釣行記
6月12日 小潮

 何とか今週もかろうじて頂いた週一のお休み。当然ながら、またまた熊野への釣行を画策します。ところが、エサを仕入れて大阪を出発した直後、渡船に電話を入れると予想に反して明日は波があるので無理とのこと。天気予報を見ただですが、素人なりに、いけるやろと判断していましたので、がっくり。外海に面した場所の波予想はほんと難しいと思い知らされます。天気予報が微妙でしたので雨でも強行するつもりでしたが、船が出ないとなると決意だけではどうにもなりません。
 さあどうするか、鬼ヶ城でカワハギを狙うという選択肢もありますが、169を走りながら出した結論は、無理をせず夜・昼の2連戦を断念し、王子ヶ浜でじっくり夜釣りに専念すること。ニベのテッパンに加えて、何が来るかわからない意外性の楽しみもある王子ヶ浜。じっくり夜釣りに専念するのも面白いかなと考えながら一路新宮を目指します。
 しかし、途中、熊野市に入るアタリから急に激しい雨が・・・もちろん梅雨入りしたこの時期ですから雨は当然覚悟していますし、もちろん雨具の用意も万全ですが、できれば避けたいところです。しかも、雨の夜釣りとなると・・・う〜ん!まさに気分はブルー、だんだん気が重くなってきます。ところが、42号線に合流し、山を越え鬼ヶ城のトンネルを抜ける頃には雨が次第に小ぶりになり、新宮に着くころには完全に上がってしまいました。まさにラッキーです!
 ほぼ予定どおり午後9時現地王子ヶ浜着。このまま、雨が降らなければ最高!などと思いつつも、一応レインウエア−を着込んで浜へ出ます。潮は、午後7時干潮で、午前1時過ぎ満潮の小潮。上げから潮の高い状態を釣りますので条件としては良いはずですが、さあどうなるか?早速準備開始。三脚2台に竿を2本づつ計4本の竿を準備します。期待を込めて定番のユムシのエサを付けて第一投。糸ふけを取り、波の強弱と潮の流れを確認。小潮にもかかわらず、結構な勢いで右に流されます。絡まないよう投入先を変えて順次2本目3本目を投入し、4本目にエサを付けていると早速ですが今投入したばかりの竿にアタリが出ました。波の激しい動きと微妙にずれる竿先の動きを再度確認し、ほぼ間違いないと確信をもって合わせを入れると重みが乗りました。順調に巻き取ってくると現れたのはニベの35cm

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 ぎりぎりですが、一投目からアタリを取って型物のニベを確保し、幸先の良いスタートを切ります。その後もポツリポツリと順調にアタリが続き、36cm、36cm、37cmのニベが釣れ続きます。

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 そして、次にひときわ大きなアタリで登場したのが、実寸で40cm超のニベ

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 釣り始めて2時間強で、40cmを頭に5匹の型物のニベを確保。雨も上がって快調に推移し、気分も上々。しかも、夜明けまでには、まだたっぷりと時間がありますので、満潮前後、夜明け前など、とても楽しみです。
 更にもっと大きいニベの型物とか、ニベ以外の魚種の大物が来るとか、そして、ニベの型物のつ抜けとか・・・ゆうたろうお得意の妄想がモリモリと元気いっぱいです。ところが世の中よくできたもの。舞い上がったゆうたろうの気分を見透かすように、突然、雨が降り出します。結構大きな雨粒が、レインウエアーにアタリぱちぱちと音を立てます。もちろん王子ヶ浜で逃げ場はありません。じっと立って雨風に耐えなければなりません。雨がなければ最高なのにと思いますが、これも仕方がないこととじっと耐えているとアタリのわからないままに35cmのニベを追加。

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 そして、その直後に、竿先をググ〜ッと絞り込むアタリで39、5cmのニベを追加。帰宅後魚拓を取るために、締めずにクーラーへ(結果は、拓寸40、7cm

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 この時点で、午前0時過ぎ。釣果は、順調に伸びて、匹数で過去最高、そして、型物のつ抜け達成まであと3匹に迫ります。雨は、当初思っていたほどではなく、降ったりやんだりを繰り返していますが、代わりに、この頃から東風が少しづつ強まって、徐々に釣りづらくなってきました。しかも、風邪に符合するかのように海藻・流れ藻が出て来て、道糸に絡むことが多くなってきました。いったん絡むと引き波に乗って、一気に竿先を持っていきます。何度か、竿を倒されて、やむなく4本の竿を3本に減らして対処。もちろん星もお月さんもない雨降る真っ暗な王子ヶ浜。雨に加えて、風が出てくると普通なら帰っているところですが、何とかあと3匹、つ抜け達成まではと、少し意地になってきました。
 そんな中、雨の止み間に入り、ほっとしながらも引き続き、穂先ライトを見つめていると突然真ん中の竿先が一気に入って、竿尻が浮きました。また、海藻?と思い竿を立てて巻き始めるとグイグイと重みのある手ごたえが手元に伝わってきました。ん!?・・・海藻ではありません。魚のアタリです!しかも、今日一番の手応えに、一気に期待が高まります。
 いったい何がと胸ふくらませて波打ち際を見つめているとしばらくして現れたのは・・・長い魚体!・・・ウツボ?・・・デカアナゴ?・・・とにかくまともな魚ではありません。かなりの手応えで、期待が大きかっただけに長物の登場に、がっくりです。
 仕方がありませんので、処理するためにさらに巻き取ってくると、手前まで来たその長物が、細長くとがった大きな口を広げて激しく抵抗します。しかも、その開いた口には、鋭い歯がびっしり・・・おいおいおい、危ないやないか!・・・え!?・・・こいつアナゴと違う!・・・まじまじと見ているとどこかで見たことがあるような・・・あ!寿司屋のいけすに泳いでいるあれ・・・そう鱧に間違いありません!!・・・とにかくびっくり!!
 昔、小さい鱧を、煙樹ヶ浜で一度だけ釣ったことはありますが、ここで暴れている鱧は、全く別物。桁違いの大きさです。全長85cm、胴回りはゆうたろうの手首の太さを上回るでっかい鱧。獰猛な顔つきと鋭い歯は迫力満点です。 

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 どう対処したらいいものか、かなり迷いましたが、関西の夏を彩る最高の食材の一つ、持ち帰らない手はないとゴンズイばさみで鱧の頭を押さえて、恐る恐る活け絞めに・・・それでも、絞めた直後は、その名のとおり鋭い歯が付いた口を大きく動かし抵抗しますので、しばらく様子を見て、完全に絞まったことを確認してから丁寧にクーラーへ。ここでほっと一息。
 いや〜とにかくビックリ!ほんとここ王子ヶ浜には、驚きです。しばらく興奮冷めやらぬという気分でしたが、まだ本来の目的ニベのつ抜けが達成されていません。気持ちを切り替え本来の釣りに集中します。潮は完全に下げに入っていますので、今までのパターンでいくとアタリが止まったりするのですが、何故かこの日は、その後もポツリポツリとアタリが出て、釣れ続きます。
 まず最初は、鱧を処理している間ほったらかしになっていた竿に37cmのニベ。さらに36cm、そして続けて同寸の36cmを追加してあっさりニベの型物のつ抜け達成!ちょっと拍子抜けですが、釣れるときというのは、案外こんなものかもしれません。

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 時間は午前3時を回っています。ちょうどユムシのエサも切れたましたので、夜明けを待たずに納竿。すると最後の最後、回収した竿に、35cmのニベが付いてきて、結局、型物ニベ11匹目になりました。

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 今回の新宮釣行、最終結果は、ニベのB2、A9の計11匹。匹数で当然、自己記録達成。そして、ニベのABがすべて埋まりました。しかも、大きな高級食材、鱧のお土産付き。対象魚がニベのみという点を除けば、これ以上ないというほどの最高の結果に・・・いえいえニベだけなどと贅沢をいえば、罰が当たります!ニベに感謝!そして王子ヶ浜に感謝!
 途中、仮眠を取りながら安全第一で169を走り、午前10時前に帰宅。早速、高級食材、鱧の調理に取り掛かります。予想以上に身がしっかりしていて大きいということもあってか、ウナギよりも捌きやすく、開いて中骨を取り去るとちょうど大人の両手を開いたぐらいの幅と厚みのきれいな半透明の白身になりました。しかも、薄いレモン色した卵が、いっぱい詰まっています。丁寧に内臓を取りだし、卵のみをとりわけて別に保管。背びれ腹びれ腹骨を鋤取り、片身にするといよいよ骨切です。
 恐る恐る刃をいれて優しく切ってから、ためしに落としにして食べてみると・・・確かにおいしいのですが皮が・・・ということで、そこからは皮にも包丁が入るくらいしっかり、大きく、大胆に、刃を動かして骨切りをしていきます。すると、皮も気にならなくなり、おいしく食べられるようになりました。初挑戦ですのでたまに多少骨が当たるような感じが残るのはご愛嬌。淡白な中にも薄っすらと脂の乗った鱧の味は最高!
 鱧の落とし、卵の煮つけ、更に落としの煮汁をベースに豆腐と玉ねぎで鱧のすきとちりで鱧のフルコースを堪能。とりわけ甘辛く煮つけた卵は絶品でした。
 更にニベは、今回、趣向を変えて酒・塩・コショウで下処理し、フライに。これまた山の神のお褒めをいただきました。はい!

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北斗サーフ公式サイト
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