六角牛山・・・稜線の景色に絶句!!
さかのぼり投稿第14弾!!
本日いよいよ遠野三山最後の山、六角牛山です。いつもの如く7時前に家を出発。R396号を遠野方面へ向かいます。いくつかの峠を越え、10月登った石上山を左に見ながらR283号へ合流。遠野市街地を通り過ぎ、笛吹峠方面へ曲がり10分も走ると六角牛山への道標が見えてきます。右に入る林道を一時走ると登山口に到着です。駐車場は広く既に3台の車が停まっていた。今日は少し雪もあるようなのでスパッツ装着で出発!
■記録

駐車場から頂上付近が見えた。あそこまで行くのかと胸が高鳴る

登り始めは緩い登山路。今日は先行者もいるしプーさんキッドはOFF。何より足跡で動物の種類が判別できるのが雪道の便利なところ

ブナやミズナラの木漏れ日を浴びながら進む。冬ももうそこまで来ている感じ

ところが、4合目を過ぎると途端に雪が深くなってきた。ここは休石と言われるところ。この先には急登も控える

案の定、てんこ盛りの雪出現。しばらくはこの笹の中を漕ぐことになる。しかも聞いていた通り岩混じりのなかなかの登りだ。慎重に足を運ぶ

格闘すること40分、雪まみれになりながら脱出。すると、これは不思議な風景・・・。霧氷が付着しているのはダケカンバで、笹は青々。このコントラストすごい

そして突然開け稜線に出た。奥には片羽山が鎮座し何とも幻想的

そのまま稜線を進むと程なく頂上に到着。全ての物がえびの尻尾化している

看板も祠も樹木も時間とともにフリーズしているようだ

「冬」である。はるか奥には五葉山が見える。雲の切れ間から飛び込んでくる可視光線

下界はまだ青々としている。ここは別天地。しばらくこの景色に釘付けとなる

ところで、下りは激しくハードであった。岩と雪の急坂との格闘

ということで、無事下界に降りてきた。いや〜いいものが見れた山行だった
■タイム
08:26 登山口出発
08:47 休石(4合目)
09:30 雨量観測計小屋跡(9合目)
09:33 眺望の稜線
09;40 頂上到着
09:56 下山開始
10:40 登山口到着
※登り 1時間14分、下り 44分
■GPSログ(距離:4.47km、高度の上昇/下降:599m/-599m)

■勝手に難易度指数:17points
■感想・反省等
・走行距離こそ短いが、4合目からは岩場の連続で危険度は高め。
・稜線に出るまで少々の藪漕ぎ。夏はしんどいかも。
・その分稜線からの景色は申し分ない。
・鹿もいる。六角牛と言うくらいだから野生動物の宝庫。
・夏にまた訪れてみたい。

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