猫の背BC・・・スノーキャンプ手伝いと試行的整備登山BC
イイ山プロジェクトでのスノーキャンプイベントがありましたので、駐車場の雪かきをして設営を手伝いセレモニーを見届けた後、整備のため不動岳を目標に入山しました。以前から気になっていた田代分岐を過ぎ北側へ切落ちた崖に注意喚起のためのトラロープを設置するのと、果たして猫の背尾根はBCに適当(恐らく無理だろう)なのかを確認するのが目的です。帰りはテントを片付けるため14時には戻ってこなければいけません。
■記録

スノーキャンプの会場となったビューガーデンさん。冬季(11月〜4月)は休園なのだが今回は特別に開放いただく

冬も実はいい感じ。ゲレンデセンターのような雰囲気を醸し出す。「特別」なのが実に勿体無い感じ

階段を登り会場へ向う

今回はファミリー中心のイベント。セレモニーを終え子どもたちおおはしゃぎ。大きなテントはスノーピークの提供

外飯クッキング体験なども始まった

さて、それでは整備に向うか。スキー履いて今日はビューガーデンからスタート

考えてみれば今期初BCだな。今朝方雪積もったが重いな・・・

程なく水分神社に向う道路に出る。タイヤの轍あり

今日は疲れそうなので水を補給する

ここは・・・無理。スキーを担いで下るが滑落しかける^^

丸太橋を渡りざんげ坂へ。ここはやはり雪があまり着いていないが地面は凍っているのでスキー靴で登るのは困難を極める。帰りは恐いな

アルペンブーツでマイッタが何とか天辺へ。ここでやっとスキーを装着できる

ここから猫の背は快適な登りであったが、標高を上げるに連れ積雪も多くなっていく

イキモノ平に出る頃には積雪6〜70cmに。気温も上昇して雪も緩くなってきた。かなりしんどいぞ

銀河岩通過。岩には変形だがハートマークがあるのだ

2時間近くも掛かり田代分岐。ここは右(北側)が夏路だがトレースは左についている。これは正解。万が一にも右へ行く人はいないと思うが・・・

夏路には結構な雪庇ができている。一応滑落注意喚起のためここにピンテ付きトラロープを張る

シールは濡れてしまった。どうりで疲れるはずだ

さて取り出したるはトラロープ。ちょっと短かったりして付け直しとか30分も要してしまうがなんとか

時間も無いので不動岳はパス。さっさと下るが・・・シールを剥がすも困難を極める。平坦地はまだマシだが、掘れた路はボブスレー状態でスキー曲げれない。これは銀河岩での転倒の図^^

だめだ。腹も減ったのでイキモノ平で休憩

スキーにとっては脅威の登り返し

鉈が必要だった。倒木のトラップ

ざんげ坂でスキーを脱いで軽アイゼン装着。これはかなり効いてくれて助かった

鬼門その一

鬼門その二。スキーを杖代わりにしていたら川に落としてそのまま脱落した。ジャボン

鬼門その三。ここが一番辛いかも

無事生還。身体中バキバキである。結論として猫の背BCは不適格と判定!!
■タイム
07:02 ビューガーデンにてスノーキャンプ準備
10:17 ビューガーデンから整備登山出発
10:28 水分神社水汲み場
10:36 水無沢渡渉地点
10:46 ざんげ坂入口
10:57 ざんげ坂頂点
11:16 後曲坂山
11:38 イキモノ平
12:01 銀河岩
12:08 作業開始(滑落注意喚起ロープ)
12:32 下山開始
12:46 イキモノ平(昼食)
13:30 ざんげ坂
13:44 水無沢渡渉地点
13:53 水分神社水汲み場
14:02 ビューガーデン到着
※登り 1時間51分、下り 1時間30分
■推定ログ(距離:7.03km、高度の上昇/下降:541m/-541m)

■勝手に難易度指数:20+8(BC不適度)=28points
■感想・反省等
・と言うことでもうバカな真似はやめます
・何にしても途中スキーを担がなければ登り降り困難です
・初めてスキー靴にアイゼン着けました
・猫の背のスキーでの登りはOKだと思いますが
・尾根が狭いので滑るのはかなり困難。ターンが出来ないす
・まぁイキモノ平に限っては若干イケルかも知れません
・登りが辛いのでBC用のスキー靴あればとも思いますが
・お金も掛かるので今のセットで充分です。ワックスは必要
・冬道は皆さん自然と安全な場所を選んで歩いてるようです
・ビューガーデン少し斜度が足りないが気分はゲレンデです
・とりあえずイベントはいい天気で良かったです