男火山-貞任山・・・北上高地の奥へ踏み入るって感じ
本日は天候上々と言うことで、ちょっとアドベンチャーな気分。よってこの区域最後となる男火山を目指しました。この山は頂上に至るまでかなりのアプローチ(林道歩き)が必要になりますが、藪もありそうなので計画通り積雪期を狙います。
途中遠野周辺までは殆ど雪が積もってませんでしたので少々不安に駆られるも、住田側蕨峠に詰めるにつれ、いい感じで雪が残っていました。さて、んでは行きますかKZY555さん!!
■記録

実はここまで来るのが結構。峠ひとつ越える感じ。やっぱりナビは参考程度に・・・だね

予定どおり蕨峠ゲート出発。20分程で県道分れから牧場林道へ。そして通行止めにも関わらずジムニーの轍。誰だ〜

いい感じの小川だなと写真撮ってると突然ガサガサ。カモシカのツガイだ。慌ててシャッター切るも手前の枝にピントが・・・残念の図。ピーと警戒音鳴らしながらピョンピョンと去る

分れから15分程で突然開ける。牧場?いや伐採地のようだ

早くもここから眺めは抜群となる。これは予想外

六角牛山、片羽山、愛染山、そして五葉山。素晴らしい

長い林道歩きもこの景観と青空に救われた感じ

開けてからも小1時間歩き住田牧場入口分岐通過。質の良い牧草は鹿の天国なんだろうな

広大な牧場を進みついに男火山をロックオン。ジムニー(と思われる)の轍はここまで続いていた

来た路を振り返る。男火山より貞任山と三々九度岩が気になるらしいKZYさん^^

でわ。何の躊躇も無く藪に突入するKZYさん。アドベンチャーだね

途中ラッセル交替しながら。上に行くほど濃くなる藪。夏は絶対来たくは無い

格闘すること20分。山頂部へ達する

と言うことで男火山制覇!!ご苦労さんっす

ILP・・・初めて見る看板。岩手ローカルパーク??

さて、景観ゼロなのでさっさと下る。ちなみに三角点の女火山は藪なんで即効パスで合意。それよりも貞任山だね^^

牧野復帰。曇ったな・・・まずはコーヒータイム

休憩の後荒野を進み、まずは三三九度岩へ。そそられるネーミング。ちょっとわくわく

しかしそれらしき大岩(と思っている)は見当たらず。GPS確認して2度目の藪漕ぎ。これがそーなのか?

やっぱりあれだったんだろうな。これはこれでと妙な納得感。次の貞任山へ。この山も恐らく・・・

振り返るとさっき登った男火山とその奥に氷上山とか室根山。何だかんだんで全方位の大展望

観測所を背負った物見山も見える

そして3度目の藪突入!!

で、貞任山到着。ここもまた凄いところだが想定内

しかしよく見れば二等三角点。意外。こっちは通常の看板

下りは土塁と轍を頼りに2つのピークを越えながら

分岐に無事戻る。しかしここからがまた長い道のり

結局スノーシューはただただ背負って運んだだけ^^

お疲れした〜

例によって。今回は大迫で味噌ラーメン
■タイム
08:20 県道蕨峠ゲート出発
08:40 県道分れ
08:56 伐採地
09:45 住田牧場入口分岐
10:06 男火山藪突入
10:25 男火山頂上
10:44 牧場復帰
11:04 798mピーク(コーヒータイム)
12:05 三三九度岩
12:19 貞任山頂上
12:50 849-842mピーク経由牧場入口分岐
13:37 県道分れ
13:52 県道蕨峠ゲート到着
※登り 2時間5分、下り 3時間27分(男火山から)
■GPSログ(距離:15.04km、高度の上昇/下降:680m/-680m)

■勝手に難易度指数:30points
■感想、反省等
・話したのが前日なのにまさかKZYさん参加くださるとは^^
・とってもアドベンチャー気分で楽しかったです
・単独だとエライ寂しかったかもしれませんね
・いい山と言うよりも沿道のいいロケーションに驚きました
・奥深い北上高地の真髄を垣間見た感じです
・そしてカモシカなのか鹿なのか一体は動物天国です
・結局はあのタイヤ痕はハンターだったと断定しました
・割と近くで2発バーン。俺達は只の登山者。撃だねでけろ〜
・貞任山と三三九度岩・・・その言われは何故に
・ちなみに男火と女火はツツジが咲いて燃える山になるとか
・男火山で
岩手の山150中130座達成です。一応
・来週は年末。今年も登り納めが来ますね