丹沢山・・・単純標高差1200mを凌いで見えた風景は
週末土曜日は東京出張。この機会逃すものぞっ・・・と言うことで夕方まで続いた交流会終了後一路登山起点となる小田原へ直行です。かなり酔っぱらっていましたが、予約先のホテルに無事到着。もうこれ以上は飲食できそうになかったので、ドンキで行動食を買い込み明日に備えました。涼しいものの天気はまずまず。小田原近郊で車窓から見えた丹沢連峰と富士山。早く登りたいって感じ。
■記録

用事を終え小田原へ。途中富士山と丹沢連峰。相当酔っ払っている〜

翌日5時起床。朝一から牛丼し6時発の小田急へ。気合だ!!

大倉行きのバスに乗るため渋澤駅下車。丹沢山見えている。まずまずの天気のようだ。そしてバスを待つ行列

ほぼ満員。その全てが丹沢へ行く登山者。15分で大倉到着

登山届出してさて出発。最初は舗装歩きから

徐々に山道へと変わる。茶屋が所々にあるもスルー。その間も途切れない登山客。さすが関東人気の百名山だね

皆さん結構なハイペース。正直着いていくのがやっとって感じ。鍛えているんだね

40分ほど歩いてやっと大倉尾根のスタート地点に到着。しかし最初こそこんな平和な路だが・・・

この見晴茶屋を過ぎると・・・

一気にこ〜んな感じの登りが待っている

この大倉尾根は「バカ尾根」とも言われ標高差1200mをほぼ直登するので、アルプス並みのキツさらしい

したたる汗を振絞り半分位と思われる堀山の家通過

一休みしたいところだがスルー。帰りに寄ることとする

全行程の8割は階段の急登登山道。これが急。長い。辛い

誰が数えたんだか知らないが1万段あるらしい。先が見えないと心が折れる感じ

黙々と一段一段踏みしめ振り返るとこの景色。伊豆箱根方面。天城山も見える〜

しかしまだまだ続く階段地獄

8合目(塔ノ岳の)花立小屋到着。ここの景色は素晴らしいが立ち止まるとダメになりそうなのでここもスルー

頂上はここからまだ30分もかかるらしい。ひえ〜

なんとも箱庭のようなツツジロード。絵になるな〜

しかしまたしても続く階段地獄。でついに塔ノ岳到着!!

やっとと言う感じだが達成感は間違いなくあるね

ここからの富士は絶景であったが、ここが今日の目標ではないのでノンストップで先を急ごう

丹沢山へと向う

おお〜頭が出たね。ここからはずっと富士見稜線である

これは・・・素晴らしい。この稜線歩きは想像していなかった

左を向けば富士山と一緒。シロヤシオも今が盛り

人工的にも見えるこの路の感じ。何なんだこの稜線は・・・

富士絶景ポイントそのB

アップダウンあれど先程までの階段に比べれば天国。奥に見えるのは蛭ヶ岳だが今日は無理だろう

と言うことで塔ノ岳から1時間。登山口から3時間半弱で丹沢山に到着!!

多くの人は塔ノ岳ピストンなのでここまで来る人はかなり少ない。なのでまったりとした頂である

さて戻るか。時間に余裕見ないとね。おお〜南アルプスが見える〜

反対側には江ノ島も見える。凄い眺望だな

中略。塔ノ岳に戻る。ここはすごい人の数

山小屋でカップ麺を調達。350円

富士を見ながら。夢のような昼ごはん^^

あ〜時間は残酷だ。帰らなきゃ・・・

花立山荘のメニュー確認^^

ふ〜。では参りますか。バカ尾根の階段激下り・・・

中略。この看板に攣られ、書いてないけど堀山の家にてコーヒータイム

もう階段で膝カックン。やっぱり長かった

この尾根を登る登山者は皆強い。ここで訓練していれば恐いもの無いだろうね

この人達は皆自分と同じ朝一臨時バスに乗った兵だな・・・

と言うことで想像以上に手強い山でした。でもお陰で久し振りにいい景色を見れたな〜

帰り際、どうしても食べたかった上野の珍々亭ラーメン最高
■タイム
06:56 大倉バス停登山口出発
07:19 観音茶屋
07:33 雑事場(大倉尾根到達地点)
07:35 見晴茶屋
08:04 駒止茶屋
08:19 堀山の家
08:54 花立小屋
09:07 花立
09:22 塔ノ岳頂上
10:20 丹沢山頂上到着
10:36 下山開始
11:25 塔ノ岳でカップラタイム
11:43 下山再開
12:04 花立小屋
12:35 堀山の家でコーヒータイム
13:00 駒止茶屋
13:19 見晴茶屋
13:31 観音茶屋
13:49 大倉バス停登山口到着
※登り 3時間24分、下り 3時間13分(休憩込)
■GPSログ
(距離:18.41km、累積標高上昇/下降:2152m/-2152m)
■勝手に難易度指数:60-2(ログ飛び補正)=58points
■感想、反省等
・難易度指数なんと58ポイント!!そうなんですこの山は、
・アルプス並の登りと言っても過言じゃないです
・聞いていた通り厳しい登りでした。精神的に
・何が辛いって・・・ズバリ1万段の階段です
・通称バカ尾根とも言われるほぼ直登の階段地獄
・9合目まで階段を登らされる岩手山か
・頂上まで続く懺悔坂の姫神山2往復かという感じ
・ただ基本標高が低いので高山病にはなりません
・稜線に出てからの富士と海の眺めは絶景です
・シロヤシオやツツジの満開に感動しました
・完璧で綺麗な登山道も脱帽ものです
・さすがでした。参りました

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