秋田駒ケ岳・・・爆風山行も7度目にしてその全貌を確認
帯状高気圧真っ盛り。昨年一昨年とGWどんぴしゃでしたけど、やはり2週間位季節がずれている気がします。と言うことで今日はいいじゃないですか。こんな一日天気に恵まれる日もそう無いので、早速高速経由で向かいます。気になるのは秋駒方面だけてんくら「C」。まぁ何とかなるでしょう・・・。
■記録

一日天気が保障された日に登ろうと決めていた秋駒

相性が悪く未だこの山の全貌を拝んだことが無いので今日が7度目の正直。結構登山者多いな。そしてそそられるこの登山口から出発

では行ってきやす

稜線までの1/3位は雪道。でも階段状のトレースで楽チン&時々踏み抜き

さすが花の百名山。物の大きさが違うような気がする

稜線の横長根到着。予想していなかった雪庇歩き。いいね

先行者も数人スライド。今日は素晴らしいかも

萌え始めのダケカンバ林と和賀山塊、貝吹岳などなど。雪渓歩きができるからこその眺め

第二展望台に来ると、それまでそよ風程度だったが・・・

いきなり爆風の洗礼。真っ直ぐに歩けずロープに掴りながら。ムーミン谷へ降りるほうが賢いが行く手にはデスバレーが立ちはだかるので、真っ直ぐ青い人を追う

さすが第一級の風衝地帯。風速20m以上25m未満。小石が飛び息もできず油断すると飛ばされる感じ

草地まで来ると風も弱くなる。大焼砂は風の通り路なのが良く理解できる

カメラ飛ばされそうで写真も撮る余裕無かったが、気づくと左にこんな景色が。お〜

這松帯に入ると横岳はもう直ぐ

と言うことで本日のピーク横岳到着。ここまで1時間50分ほど。風との戦い。一時引き返そうかとも考えたが来て良かった

これだ。初めて生で見る景色。これまで長かったな。感動〜

女岳と小岳か。小岳がかわいい

反対側には男女岳と阿弥陀池

男女岳よくみると雪渓直登している人がいる。凄いな

自分は無理しない。とりあえず焼森方面へ

笹森山・・・とも考えたが風があるので無理しない

で横岳に引き返し景色を堪能。男岳と女岳の奥に田沢湖。デスバレーはまだまだ雪の中だ

まだ時間もあるので阿弥陀池に降りてみる。ここは安全設計・・・いや雪渓

素晴らしい景色を堪能するひと時。男岳の雪庇が凄い

ここは別世界だ。休憩しながら先程の爆風を凌いできた青い人と情報交換。お互い「酷かったっすね〜」

行動食こんな風にアレンジしてみる。なかなかいいかも

さて安全設計・・・いや雪渓を登って帰るか

さてふ〜。また風の通り道か。特にあの黒い所が鬼門だな

おかげさまで無事通過。結構これから登る人いる。写真では全然分からないがとにかく爆風である。お気をつけて〜

下りは楽チンである。しかし油断無く

チチブチチブ・・・とヒガラの合唱。でもここは岩手

今日も無事帰還。終わってみれば残雪期の秋駒の景色見られて最高だった。それにしてもすごい車の数
■タイム
07:26 国見温泉登山口出発
08:09 横長根分岐
08:34 第二展望台
08:40 ムーミン谷分岐
09:13 横岳
09:26 焼森→この辺ウロウロ
09:58 馬の背分岐
10:06 阿弥陀池(休憩)
10:26 下山開始
10:33 横岳
11:10 横長根分岐
11:40 国見温泉登山口到着
※登り 2時間40分、下り 1時間14分(阿弥陀池から)
■GPSログ(距離:11.33km、高度の上昇/下降:890m/-890m)

■勝手に難易度指数:29+3(爆風度)=32points
■感想・反省等
・残雪期の秋駒堪能できました。言うこと無しで良いです
・この山の複雑な構成を十分認識できました
・デスバレーや男女岳の難しい雪渓はとても恐ろしくてパスです
・というよりも山全体を見ることが目的だったので満足です
・青い人は朝日岳や飯豊連峰の経験者で情報いただきました
・大焼砂はゴーグルがあればよかったかもしれません
・早い時間に降りてきたので温泉空いていてユックリできました
・ほど良い行程で体力維持。明日は草刈です^^

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