江釣子森山・・・県央のピラミッドに現場合わせ登山
今日は午後から仕事(よくもまぁ入れてくれますよね・・・)ですので、例によって近場の早朝里山歩きになりました。当初花巻の六郎山か草井山を考えていましたが、登山口付近が未除雪だったり時間も無いので、お寺さんのある江釣子森山に急遽変更しました。まぁいずれ登りますが。
この時期の里山は葉も藪も少なく眺望も確保される感じで良いですね。それと野生動物の同行も雪跡で確認できるのが魅力的です。プーサンの痕跡があれば即撤退ですけど(笑)
■記録

円万寺からの出発予定がこの先かなりの積雪。引き返し路側帯へ駐車する。何せこの山奥での立ち往生は死活問題。てくてく歩くこととする

程なくこの階段がお出迎え。何段あるのか

よく観察すると枕木で作られている。一段の落差が大きく登り応えあり

登り切り振り返るとこんな景色が。今日もいい天気。最近週末は恵まれている。この調子!

境内は誰もいなかった。とりあえず登山の無事をお参りする

寺の裏手から一気に登山道が始まる。最初は観音山をパスしてトラバース

江釣子森山までは少なくとも3つのピークを越えていかなければならない

次のピークはあの鉄塔の辺りらしい

なかなかの登り。雪が絞まってるのでアイゼン良く効いてくれる

鉄塔ピークから江釣子森山が見える。まだあるな

ピラミッドの肩から上を見上げる。これが最大斜度だな。ここから上は登山道は無い。但しピンクテープがあるのでそれを辿る

鼻こすりだ。滑り止めが無いと苦労しそう

息を乱しながら山頂到着。結構だったな〜

ピラミッドの山頂に至る行程は、標高379mとは思えない程長く感じた。奥深い山という事なんだな

ここからの眺望はこのとおり。一応駒頭山方面。なんとなく

焼石方面もこのとおり。ここも冬季限定の山か

長居せずに下る。先程の鉄塔ピーク。休憩するならここがお勧め

電線が延びる先に今日諦めた双耳峰の草井山が見える。近いな。あの山もこんな感じなのかな

折角なので帰りは観音山経由で行ってみるか

ギュンと登り詰めた先には何も無し。コレが唯一の標識かな。「界」の文字が魔界とか霊界を暗示させる。多分境界杭だろうけど

この後プチファインディングエラー。尾根を一つ間違えたようだ。直ぐに引き返し高度を保ちつつ南方向に斜面をトラバース(何かのTVで見たような)

無事自分とカモシカの足跡に復帰。まぁ予定どおり

境内に戻る。登りでは気づかなかった祖母杉という古い大木を見学。何かが宿っていそうな・・・

案内板を見る限りやはり先刻の「界」ピークが観音山かと

帰りは階段をパスして道なりに戻る。今日も無事終了

帰り際の一枚。左の三角が江釣子森山で、右が草井山
■タイム
07:51 円万寺下路側帯出発
07:59 円万寺境内
08:25 鉄塔ピーク
08:41 江釣子森山頂上到着
08:48 下山開始
08:56 鉄塔ピーク
09:07 観音山
09:20 円万寺境内
09:32 円万寺下路側帯到着
※登り 50分、下り44分
■GPSログ(距離:5.01km、高度の上昇/下降:307m/-307m)

勝手に難易度指数:12+1(鼻こすり度)=13points
■感想、反省等
・時間が無い中でも充分楽しめた(何時ものごとく)
・多少の藪漕ぎも道迷いも刺激的で少しアドベンチャー気分
・地図と地形を見比べながらの山行も勉強になる
・里山は直登が多いので常にアイゼンをリュックに忍ばせる
・但し帰り道は雪が緩み葉っぱ下駄に
・残雪期の低山もいいけどそろそろBCもしたいな〜