七ッ森・・・雫石のモコモコ山群を周回してみる
今年初めてとも言える寒波の影響でついに里も雪景色。暖冬気味の冬にスキー場もほっと一安心というところでしょうが、自分としてはまだ板を履く気持ちになっていませんね。こんな風雪注意報の日は低山をゆっくりと散策するに限ります。今回は割りと近場ですが、まだ歩いたことのなかった七ッ森を散策気分で周回してみました。
■記録

今日は風が強いがいい天気。このおむすび山群を歩く機会がやっと巡ってきた

さっそく生森登山口を出発。雪なので軽アイゼンとスパッツ、寒さ対策も完璧・・・と思ったらまたやってしまった・・・地図忘れ。やむを得ずこの案内版をモニターで確認しながらの散策となる

しかしながら案内標識や山道も綺麗に整備されているのでほぼ問題はないようだ

まずは生森を目指し直登。軽アイゼンバッチリ。全然滑る気がしない

途中見えていた箱ヶ森。こうしてみると立派な山だ

生森(おおもり)山頂。この山が最高峰。案外短い時間で登れたが、夏道と違い感触的に雪道は脚の負担具合にどこか違和感が

冬型西北の強風を和らげてくれている奥羽山系の山々。秋駒さん烏帽子岳さん他お疲れっす。そして空は青いが何かの原色が不足気味の冬の光線

今日の目標は少なくとも5つの森を制覇すること。まだ一つ目なので急ごう

この生森は電波塔があって管理用道路を車で来ることもできる。途中開けた場所から御所湖や男助山、雫石の町が望める

次のピークは石倉森。当然一旦下ってまた登る。今日はこれの繰り返し

基本的におむすび山ばかりなので、直登が多く結構な斜度

石倉森到着。頂上と言うよりも山道の通過点と表現するのが正しいかな。眺望は無し

次は鉢森へ。同じく下って登る。ここが一番きつく感じたかな

鉢森到着。それぞれの名前の由来など調べてみれば面白いと思う。まぁこの山は丁度擦り鉢をひっくり返したような山容ではある

で、またアップダウン。今日は少し忙しないな。もう少しゆっくり歩こう

4座目は三角森。「みかどもり」と読むようだが恐らくベタベタの三角錐だから。どうせなら帝森の方が一段品格が増す気もするが、伝説などが伴い初めて・・・

ということでトライアングルポーズ。わかんないよね==

振り返って踏破してきた山々。残るはあと一つだが、時間的に7つイケそうかな?

リハビリテーションセンター方面へ下る分岐もあったがまだ路は真っ直ぐ延びているので行ってみると三角点発見。しかしここは名前がついていない単なるピークだった

更に尾根筋が続くがここは何処?地図無いし藪になったので無理しない。引き返し一旦分岐を下山

するとこんな立派な路の傍らに熊よけ一斗缶が。それほど頻繁にプーサン出没するのかは疑問だがきっと通学路だからに違いない

岩手山も今日は北西風に耐えざるを得ないご様子

七ッ森は登山道が存在する5つを登れば制覇・・・が定石とされるが、挑戦してみるか・・・。確か三手ノ森はプーサンがいるという情報もあったし、さっきの一斗缶だし、この山に目算を付けてみる。さてどこから攻めようか

小型野生動物の足跡を辿り登ってみるがすぐに藪まみれ

結果的に奇行をしてしまった。頂点には何も無い。やはり地図無しが仇に。あの案内版によるとこの辺りだったはず。しかし隣に立派なピークがあるのを後で発見・・・

ということで7つは簡単にあきらめてトリの勘十郎森へ向う。七ッ森小学校を通過。それにしても車も人にも合わない日だな

ここが勘十郎森登山口。さすがにここには立派な登山道が

巣箱があちらこちらに置かれている。地元から慕われている山なんだな

さて、本日最後の登り。頑張る

勘十郎森到着。結構歩いた感はあるな。確かに2時間近く歩きっぱなしだった

ここで一寸休憩。燃料切れ。コーヒー旨い

それにしてもこの看板、県内の多くの山で見るが、改めて観察すると良く出来ている。ただ書いたのではすぐ消滅するので塗装後に手彫りを施す。文字の部分は透明ステイン塗布仕上げかな。サイズは小さめだが割れにくくとっても目立つ色だ。すばらしい

少し冷えてきたので、一気に下山にかかる

住宅街の上に出た。ベンチも置いてあり夏は涼しげ。夕暮れなどとってもいい場所だろう

ぐるーっと回って無事帰還する。今日も楽しかった

帰り際の七ッ森。登ってみてその位置関係が分かったぞ
■タイム
09:07 生森登山口出発
09:22 生森山頂
09:36 石倉森分岐
09:40 石倉森山頂
09:45 鉢森分岐
09:55 鉢森山頂
10:01 三角森分岐
10:06 三角森山頂
10:15 名無しピーク(三角点)
10:25 熊よけ一斗缶
10:35 三手ノ森(間違い)山頂
10:51 勘十郎森登山口
11:04 勘十郎森山頂
11:12 下山開始
11:36 生森登山口到着
※登り 1時間57分、下り 24分(勘十郎森から)
■GPSログ(距離:7.04km、高度の上昇/下降:393m/-393m)

■勝手に難易度指数:16points
■感想、反省等
・遭難する山ではないがやはり地図忘れ。また反省
・でも迷路のようなアスレティック感。なかなか楽しめた
・山間に施設や学校、住宅が作られ自然豊かな住環境
・ちょっと散歩や日課としてのウォーキングに最適な山群
・やはり稗貫森の登山道も見当たらなかった
・雪道は今期3回目。少し前のモモが筋肉痛な感じ
・もう少し雪道歩いてみたい