男助山・・・短時間だけど充実の山旅でした!!
この週末はいろいろと用事があって半分諦めていましたが、今日は昼から何とか時間が空きそう。でも昼過ぎに登って降りてこられるところとなると、そうはありません。近場&まだ未踏の山というキーワードで悩んだ末、しょうがない!とっておきの男助山へ。たいが〜さんすいません、お先します。さて登山口に着いたはいいが既に昼間際。ポツンポツンと降ってくるものもあって、なんか天気も怪しい感じだし、これはスピード登山しかないぞ!ということで早速身支度し、雫石クロスカントリー場「ケッパレランド」から出発。
■記録

登山届に記入しスタッフから情報を得る。調べたけど詳細の登山ルート図は見当たらなかったので、今日は地形図のみ持参。ルートは明瞭なので「道なりに」ということだそうだ

確かに案内看板が立っている。いったん林道に出てすぐ登山道へ、そしてまた林道に合流。要するに林道のショートカットだな

林道を辿って行くと、朴の木の花が咲いていた。例年より早いかも

おっと。こんなところもある。これじゃ車では行けないな

林道の終点部。この先もあるようだが藪っぽい。真の登山口はここから。第一登山口と言うらしい

ニリンソウではなくこれはイチリンソウさんとシラネアオイさんだな

杉の倒木がかなりあった。途中からボキッと折れている感じ。なんだろう雪崩にしては不自然だ

ヒトリシズカさんが3人静かに咲いていた

分岐に出た。第二登山口0.3Km?? どこから登るんだろう?さっきの林道終着点の向こうから?でもこの山は東側凄い崖だったような・・・まぁいいっか

この山は3つのパターンで構成されている。最初は林道と杉林の九十九折区間、次に稜線までの急登区間、そして頂上までの稜線歩きだ。ここからは稜線まで直登となる。ロープ場も結構長い。息が上がるが一気に標高を稼ぐ

そして2番目の分岐、男助山山頂分岐へ。ここは鶯宿温泉からのルートとの合流地点だ。休憩スペースにもなっていて眺めは絶景だが、まずは頂上を目指す

頂上までは静かなブナとナラの林を進んでいく。気持ちがいい場所

男助山到着!とても丁寧に管理されている山だなと感じた

頂上は広くなっているが眺望はない。しかし落ち着く。これがあの石亀の甲羅のような山の天辺だとはとても思えない

お金持ちの狛犬・・・

一休みの後、さっきの眺望の良い男助山山頂分岐まで降りてきた

おお〜。やはり素晴らしい!ここの展望は北東側に広角となっている。姫神山を中心に岩手山〜東根山まで見渡せる。御所湖もバッチリ見えている

志波三山方面のアップ。箱ヶ森〜南昌山〜東根山まですっかりと見えるぞ!そしてちゃっかりと遠くに早池峰連邦も。今日は時雨模様のため雲の流れも速いが、逆に陽の当たるところと雲の影のコントラストが絶妙な感じ。刻々と山々の表情も変わっていく

しばしこの景観を楽しむことができた。そして、天候も崩れてきたので下山にかかる。さっきのロープ場から。かなりの高度感を感じる。いつも通る県道1号を見降ろすことの不思議

帰りはクロカンのスキー場を歩いてみた。コッチのほうが断然気持ちがよかった
■タイム
11:52 ケッパレランド登山口出発
12:14 第一登山口
12:26 第二登山口分岐
12:40 男助山山頂分岐
12:46 男助山頂上到着
12:56 下山開始
13:03 男助山山頂分岐
13:41 登山口到着
※登り 54分、下り 45分
■GPSログ(距離:4.7km、高度の上昇/下降:554m/-554m)

■勝手に難易度指数:17points
■感想、反省等
・オムライス型というか亀の甲羅のような山容。
・少し前倒しになったが、登れて良かった。
・険しさと裏腹に優しさを持つ山。
・登山道は安定していて非常に歩きやすい。
・地元の皆様の日頃の管理に感謝です。
・違うルートもぜひ試してみたい。
・なぜ「岩手県の山60」に選ばれないのか疑問である。
・総じて素晴らしい山だった。