マッキー歯科の待合室は歯の健康に関する本が約700種冊以上蔵書されている。
通院中の患者さんが、少しでも歯について関心を持つように、開業以来少しずつ増やしてきました。
今回は予定を変更して今話題の本1冊のみ紹介。
今話題の本です。
また、田尾先生の書評のURLを載せます。
1)やってはいけない歯科治療
小学館新書 著/岩澤倫彦
定価本体800円+税
発売日2018/5/30判型/頁
新書判/256頁
歯科業界が隠してきたタブーをすべて書く!
日本人の歯をダメにした正体は、歯科治療だった――
・虫歯を再発させる“手抜き"の「銀歯」の存在
・歯を削り、抜くことを当然と考える歯医者たち
・歯周病治療を受けているのに歯を失ってしまうワケ
・危ないインプラント手術の現場に潜入
・「感染予防」実施率5割!歯医者の危険な実態
歯を失う連鎖は、「銀歯」から始まっていた――健全な歯まで削り込んで、手抜き銀歯を被せ、歯周病を放置。さらには、歯を抜いてインプラント。「患者の歯を守る」よりも「歯医者の都合」を優先した治療が横行している!
では、いい歯医者と悪徳歯医者をどう見分けるのか? 患者はどうすれば自分の歯を守れるのか? 100人以上の歯医者、歯科衛生士、歯科技工士に取材を重ねた著者がレポートする
目次
第1章 銀歯というタブー
第2章 虫歯治療7つの間違い
第3章 歯周病治療7つの罠
第4章 インプラントの闇と光
第5章 感染症リスク
第6章 モラル崩壊
第7章 中高年に予防歯科は必要か
田尾 耕太郎
5つ星のうち3.0
歯科界の構造的な問題やトラブルに関してはよくまとまっているが、医学的な内容については誤りや偏りが目立つ2018年7月8日
形式: 新書
「やってはいけない歯科治療」の詳細レビュー&問題があると思われる記載内容部分についての指摘です。
書評 URL
<
https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R2YC7YXXBNH6AJ/ref=cm_cr_dp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=4098253305 >
総評
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全体的に、よく調べられていると思う。
特に、歯科界の構造的な問題や、トラブルに関しては、非常によくまとまっている。
一方で、医学的な内容、治療に関しては、内容の誤りや偏りが目立つ。歯科界が抱えている問題点については非常によくまとまっているだけに、惜しい。
医学的な内容に誤りがあると、読者が誤解し、適切な医療を受けられなくなってしまう恐れがある。専門家による事前チェックにより力を入れて頂くか、できればご自身で文献を読んで客観的に評価するスキルを身に付けて頂きたい。
そこさえ改善されれば、歯科業界についてここまで詳しいジャーナリストの方はなかなかいらっしゃらないと思うので、より社会、国民にとって有益な情報発信をして頂けるのではないかと思う。
話によると、
初版第二刷にて、誤字間違訂正・
第二版にて、内容誤りなどの訂正が行われる予定??
なので、第二冊時追加一冊購入。
第二版で数冊購入予定!!
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最近のマッキー歯科の蔵書には、以前は図書カード、分類ラベル、蔵書印、が押されている。
が、最近は蔵書印とPC上にインターネットに連動してデーターベースとしてバーコードで保存してあります!
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