「高濃度フッ化物配合薬用歯みがきの注意表示等について」
歯科
先日思い出したこと:
濃度1500ppm(0.15%)のフッ化物配合のハミガキ剤!!
厚生労働省は平成29年3月17日、濃度1500ppm(0.15%)を上限とする高濃度のフッ化物を配合した一般用の薬用歯磨き類が承認されたことを受けて、フッ化物を配合する薬用歯磨き類の使用上の注意についての通知を発出した。
フッ化物を配合する薬用歯みがき類の使用上の注意について
フッ化物を配合する薬用歯みがき類(ブラッシングを行うもので、液体の剤形を除
く。以下同じ。)で最も高濃度なものは、これまで、フッ素として1000ppm(0.10%)
を配合するものでしたが、本日、これを超えるフッ化物を配合する薬用歯みがき類が
医薬部外品として承認されました。併せて、日本歯磨工業会が同日付で別紙のとおり
「高濃度フッ化物配合薬用歯みがきの注意表示等について」(以下「自主基準」という。)
を策定したとの報告がありました。
つきましては、今後、フッ素として1000ppm を超えるフッ化物を配合する薬用歯み
がき類の使用上の注意に関して、下記のとおり取り扱うこととしましたので、御了知
の上、自主基準と併せて貴管下製造販売業者に対し周知をお願いいたします。
記
1.使用上の注意として、以下の事項を直接の容器等に記載すること。
ただし、十分
な記載スペースがない場合には、(2)の記載を省略してもやむを得ないこと。
(1) 6歳未満の子供には使用を控える旨
(2) 6歳未満の子供の手の届かない所に保管する旨
2.また、フッ化物のフッ素としての配合濃度を直接の容器等に記載すること。ただ
し、1.の記載と別の記載箇所であっても差し支えないこと。
3.略
厚生労働省:フッ化物を配合する薬用歯みがき類の使用上の注意について
(
http://wwwhourei.mhlw.go.jp/hourei/doc/tsuchi/T170317I0030.pdf )
=================
これまで日本で発売されている、フッ化物配合の薬用歯磨き類で最も高濃度の製品は、フッ素が1000ppm(0.10%)配合されたものだった。小児用としては、950ppmを配合するものがよく販売されているが、これより濃度が高い1000ppm(0.1%)〜1500ppm(0.15%)の歯磨き類については、
(マッキー注:これから1500ppm未満配合のハミガキ剤が出るが・・・、)
6歳未満の子どもには使用させない方針となった。
高濃度フッ素の歯磨き粉は6歳未満に使用不可に:DI Online
<
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/trend/201703/550615.html >
現在の所、1500ppmに歯磨き剤は市販されていないようだが・・・。
マッキー歯科においてあるのは、
Check−Upstandard
フッ素配合ハミガキ剤
薬用成分 NaF<950ppm>
歯科医院で使用するフッ素塗布用として、
フルオール・ゼリー
医薬品歯科用2%
<9000ppmF>
今後、市販品が出たら、報告します!!


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