二年以上前、受付で一人の患者さんが、ある額を預かって欲しいと来院された。
何だろうと思って、聞いてみるよ・・・。
長年かよっていた、患者(故木村)さんが以前書いた書画を預かっていいるのだが、置くところが無くて、診療室で飾って欲しいとのこと。
雅号は木村子鳳。<
http://www.gakubun.co.jp/nippen_old/kousi/kimura_s.htm >
日本ペン習字研究会常任理事・審査員、北海道硬筆書道協会顧問(元会長)他にも色々な肩書きを持っていた。
お弟子さんは旭川にも多くいます。
マッキーとは開業以来の師弟関係?いやいや!患者さん。
診療室に届いたのは、毛筆の書でした。
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今は予診室に置いてありますが、若い患者さんはあまり興味が無いようだ。
が、マッキー世代以上の患者さんは、必ずしばらく眺めて・・・・。
う〜ん、いい書だね!!
誰が書いたの、これなんと読むの、ひらがなが美しい等々。
しばらくは、毛筆の書画と”いろはにほへと・・”の意味の談義が始まりす!!
いろはにほへと ちりぬるを
わかよたれそ つねならむ
うゐのおくやま けふこえて
あさきゆめみし ゑひもせすん
色は匂へど 散りぬるを
我が世誰そ 常ならむ
有為の奥山 今日越えて
浅き夢見じ 酔ひもせず
「今様」という形式(七五を四回繰り返す)を守り、その上、全ての仮名を1回ずつ使うという制約のもとで、これだけの意味のある歌が作られたことは、奇跡と呼んでも過言ではないでしょう。
との、評がある。
今朝、スタッフミーティングのとき、いろはにほへとの意味などを話しました!!
患者さんの質問に答えられるよう、知識として知ってね!と。
ひらがなと歌をプリントしたついでに、予診室にある額に貼り付けました。


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