癸卯雑識

２００９年７月の写真。大治浄水場の近くにある火の見櫓である。三本脚三角屋根で、見張台は六角になっているようだが三角に近い六角である。これまで当ブログでとりあげてきた火の見櫓は四本脚物件が多かったが、考えてみれば火の見櫓の脚は三本あれば足りる。道路をまたぐなどといったふざけた火の見櫓を除けば、三本脚でもまったく支障はないし、コスト削減という点からいっても、四本脚よりは三本脚のほうがよい。しかし、さらにカイゼンを進めて二本脚ということになると、安定性に問題が生ずるだろうし、屋根をカイゼンして二角屋根にしたい、という声が現場から上がってきても、上のほうでは対応に困るのではないだろうか。