2007年1月の写真。成田物件は実はツインタワーで、そうとうなものなのだ、なんてウソをついてはイカン。これは撮影中にフィルム送りがおかしくなって、そのつもりはないのに多重露光になってしまった写真なのであった。36枚撮りの27コマまでは確実にフィルムを送っていたのに、28コマ目からはかなりぐじゃぐじゃになっていた。巻き上げレバーは正常に作動し、シャッターもチャージされていたので、異常に気がついたのは、フィルムカウンターが38を越えてからである。ふつう37か38ぐらいでフィルムが最後まで行って、それで巻き上げレバーが動かなくなるのだが、39になっても40になっても巻き上げレバーが動くのである。そんなわけで、現像が上がるまではどれくらいひどいことになっているのか見当がつかなかったが、フィルムの4分の3は無事に写っていたので、まあええかといったところである。カメラは修理に出せばなおるだろうし、ほかにも使えるフィルムカメラはまだ何台かあるので、これに懲りてデジタルに全面移行するなどということはちいとも考えていない。