青空が続く大海原を航海していると、ふいに
浅瀬に近づいたとき尖った岩が船底に激突しました。
海水が勢いよく船内に流れ込み、刻一刻と船が
沈んでいきます。
陸地に達する距離はわずかです。
しかし船は過重積載により、その距離さえももたず
暗い海深くに転覆し、海の藻くずとなります。
それだけは避けたい。避けたい一心に考え込むと、
この積載量オーバーの原因を回避すれば、陸地までは
なんとかギリギリで辿り着くと考えました。
積載物を海に捨てようと立ち上がると、空気が変わる
のを感じ取ったのか、海の藻くずとなるもの達は
鳴きわめくものがでたり目を潤ませるものがいました。
悠長なことは言ってられないので、ナムアミダブツと
唱えながら1匹ずつ放り込んでいきました。
最後6番目のものだけは陸地まで辿り着き、共に逃げ
去ることができました。
1匹だけ連れて行けます。
@馬
A孔雀
B虎
C羊
D猿
E牛
【工事完了現場 名古屋市 Y様モデルハウス】
しっくい塗装の「
大谷塗料 P.S.P漆喰」です。
工務店さんの安全大会で、AIUの講師さんが凄味を
利かした低い声で言ってました。
「これは、日々の優先順位に当てはめることができ
る、高確率な心理テストなのです!」
「馬を選んだあなたは仕事を、
孔雀を選んだあなたはお金を、
虎を選んだあなたはプライドを、
羊を選んだあなたは愛情を、
猿を選んだあなたは子供を、
牛を選んだあなたは食べ物を、
なにより優先させているでしょう」

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