面白いパーティーに行ってきました!

「演劇創造プロジェクト神奈川」の設立式です。会場は横浜相鉄本多劇場。
ウチは渋谷系の劇団なんですが(住んでるところだけ)、石山が川崎市の芝居に出たこともあり、青年座の高木さんに誘っていただき、縁あって参加しました。
これがまた壮大なスケールのプロジェクトで、夢を語る演劇人ってほんと面白いよな〜と思ったし、まぁこのぐらいのスケールはないとな、と、思っています。
企画の中心は「エジンバラフリンジフェスティバルのようなものを横浜でやろう!」というものです。「エジンバラフリンジフェスティバル」ってご存知ですか?イギリスの北側、スコットランドの都市エジンバラでは夏にアート、演劇、ジャズ、など、いろんなジャンルの祭典があります。エジンバラフェスティバルズという世界的に馬鹿でかい規模の祭典です。edinburghfestivalsのホームページはこちら。(英語)
http://www.edinburghfestivals.co.uk/
フリンジフェスティバル(The Edinburgh Festival Fringe)はそのひとつで、これはまた世界からフリンジ(ふち、とかきわの意味。イギリスの小劇場はフリンジといいます。)、実験演劇、なんかが集まるスゴイ規模のお祭りです。参加団体が多すぎて選考もあるらしいのですが、日本の団体も行ってるみたい。これに出るのワタシの夢です。とりあえず来年はこのフェスを観に行こうと思います。
で、そういうことを日本でもやろうではないかと。見る人やる人巻き込んで演劇ムーブメント起こそうぜと。(とは言ってなかったけど。)横浜はジャズのフェスとか盛んだし、アートのお祭りを持ってくるにはいい場所だと、私も思います。
企画を立ち上げるには様々な困難が立ち向かうもので、それを壇上でやりとりするんですが、企画側 岡部耕大(空間演技)竹内一郎(見た目9割の著者)大西一郎(演劇大学)大橋泰彦(離風霊船)と、山田太一(脚本家)渾大防一枝(民芸演出家)間瀬勝一(横浜市芸術文化振興財団)が、問題点や思いを語ります。ここで出てきた問題点は、我々劇団火扉にも全く同じことが言えます。
って言うか…。企画の内容というより、皆いい年して夢を語る。夢語れないと実現も出来ませんからね。夢を思いつくだけでもいいことだと思います。私は中学の時に夢を語って生きていこうと思ったし、そういう生き様を売りにしようと決めたんですが、ここ2、3年夢を見なくなって、生きてる心地もしなくなって、人生が灰色に見えていました。最近また夢が見られるようになった。で、今日、夢を語る人々の現場に立ち会って、久々にすきな空気が吸えた。何年ぶりかのことだった。そしてそれもこれも素晴らしい旦那様に出会えたお陰です。旦那様いつもありがとう。
少し遅れて稽古(24)に到着。恵比寿です。今日はようやく、今回の芝居のあるシーンのモチーフに入りました。すっごいドキドキする。私の出番はまだなんだけど、ダイナミックに丁寧に作っていきたいです。

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