2010/10/14
昨年、私は南北米を長旅をしました。
南北米諸国、アンデスを見た。
それはなぜか。
ブラジル移住を考えていたから。
釣り、環境、風俗、風習を含め、ブラジル以外に私にぴったりの国があるかも知れないと思ったから。
だが、結果やっぱり私はブラジルがいい。
人々はとにかく明るく、ちょっと知り合いになっただけで、もうアミーゴだ。
こんな私も、もう何年も通っているから街を歩いているとあちこちから
「テルー!テルー!」なんて声がかかる。
全色の人種が入り混じり、DNAのいたずらか、
どんな田舎にもチラホラとズバ抜けた美女がいて、
情熱的だ。
食事もこれでもかというぐらい甘く、塩辛く、高カロリーで美味い。笑
そして、何と言ってもフィッシングだ。
もう、説明するまでもないだろう。
釣り、女、食事。
この三拍子が揃って満足できる国なんて世界中探したって意外にない。
どれかひとつが欠けている。
このマットグロッソ州の奥からルーズベルト河を抜けてナマズマニアにはかの有名なチオトニオの滝に行こうかと思ったが、ルーズベルトからポルト・ベーリョまで道が現在つながっていないという噂+近辺に町や村がないので、一旦迂回ルートで体を休めることにした。
舗装されたルートを辿るとカセレスの近くを通るので、
一旦、パンタナールの外れカセレスまで下りることにした。
着くと、やっぱりみんなに温かく向かい入れられ、
相変わらずの悪ガキがわるさをして縄で縛られており、
(去年は私の一眼レフをブン投げられて、奇蹟的に助かった)

今年もいつもと変わらず。
これからドラードを夢見てここを訪れる人に教えておくと、
カセレスは人口も多く、ドラードの乱獲も酷くて、
あまり大きいドラードに関してはいい場所とは言えない。
しかし、IBMAのプログラムでドラードもこれからここは三年は獲ってはいけないため(スポーツフィッシングのキャッチアンドリリースのみ可)
ドラードも多少は増えるだろう。
私の場合、親しい家族に会いに行くってところかな。
セルジオさんもやっと一児のパパイになったので。
一日だけアミーゴのセルジオさんが一緒に行こうと言うので
今回は最後にウルグアイに行こうと思っているので、
時期的にも微妙なのであんまり乗り気ではないが行ってみた。
ボートで流されながら流れの強く当たる倒木の前を打って行く釣り。
流れのスピードの計算とキャストの精確さ、鋭いジャークがキモの釣り。
ドラードのルアーフィッシングの王道とも言うべき釣法。
少しでもコースを外れるとドラードは喰ってこないし、ギリを狙いすぎると引っ掛かって回収のためポイントを潰してしまう。
かなりテクニカルで難しい釣りです。
しかし、ここでも今回のニュータックルの使いやすさが際立ちました。
まさに欲しかったのはこのスペック!
パンタナール・ドラード!

もし、あなたが南米、もしくは熱帯をフィッシング・ジプシーを
した瞬間から必ず思うことを書きましょう。
いいですか、重要ですよ。よく聞いて下さい。
それは、荷物の重さと、竿の長さです。
まず、日本で荷作りします。
「あ〜、半年間の長旅だから、あれと、これと〜。」
はい、もう、既に間違いです。
旅中の100gは普段の1kgぐらいに感じます。
本当に必要なもの意外、すべて捨てていくべきです。
特に衣類は重いです。
高機能アウターシェル、高機能速乾シャツ、厳選すべきです。
荷物が肩にくい込んで奥地に行く気力が失せます。
いいポイントはその奥なんです。
それと同じくロッド。
「え〜と、普通の6,6ftのMHと・・いやいや、怪物がいるから7,3ftのEXHと・・」
もう、既にヤバいです。竿が長すぎます。
6,6ftって短いと思っていたけど
激しいジャークをし続けるってのはこの長さでこんなにも辛いのか?
まず、そう思うはずです。
アクションも現地の人間に比べるともったりもったり
しているのに気がつくはずです。
日本のジャークとはレベルが違い過ぎます。
激しく、鋭い、シルエットで魚をだますのです。
熱帯とは魚が湧いてくるほどいるのにフィッシュイーターはそれを食べません。
その中の異常な動き、もしくは食べられそうになっているものに火が付くのです。
地球を大きく二つに分けて冷帯用と熱帯用にルアーをわけることができます。
だから、日本のバスのビッグベイトは冷帯域のパイク系ルアーを多用するのです。
パイク系ルアーの成績は熱帯ではあまり良くありません。もっさいのです。
日本のオフショア系、シーバス系のルアーは更に激しく動かすと大変効きます。
それと、アメルア。
まず、絶対忘れてならないのはヘドン。
全種もってきてもかまいません。
監督はあなたです。
二軍落ちしたら現地の子にあげればいいのです。
そして、とりわけ素晴らしいのはオリジナル・ザラスプークです。
基本にして、元祖。
単純すぎるこのルアーの偉大さを南米に来て味わって下さい。
このルアーを超えるのがいかに難しいかってことを。
幾多あるこのサイズのペンシルが束になってもかないません。
現行品で十分です。牙魚の河なら数匹で穴が開きます。
素材はボーンであることが、以後、自分の好きなようにラトルを入れたり出したり、切ったり張ったり、曲げたり変化させることができるのでメリョーボア(モアベター)です。(メッキカラーの下地は全部ボーン素材です。)
そして、トップを含め、ジャークで釣るほど面白い釣りはありません。
迷ったなら、6ft以下のMLのロッドを選んで下さい。
十分これで楽しいはずです。
思っているより大きな魚に対応できます。
「MLの竿なんかガイド全部ぶっ飛ぶって〜!」
なんて、よく耳にするんですが(釣具屋では釣り初心者のふりしているので)
言っている人は釣ったことのない人の妄想です。
それでも、どうしようもない大物に出会ったなら、
もう、釣り過ぎて小物はもういらない、
ワールドレコードサイズと闘いたい!
と思ったらビッグペンシルを結んで
最速のリールをセットした
アベントゥーラ59を手にとって下さい。
目の前に信じられないくらいの爆発が起こるでしょう。
あぁ、ちょっと宣伝しすぎかな?
でも、売る売らない関係なく
それぐらい惚れ惚れする竿できましたっ!
何と言ってもこの竿と歩ける自分が嬉しいっ!
過大広告の日本の雑誌風。笑

そして、即刻リリース。
もう手持ちが少ない新品が・・orz
これもどこの国に行ってもいつでも最高です。

世界の巨大魚を夢見て
フィッシング・ジプシーを本気でやろうと思う人だけ
このアベントゥーラは2本購入されることをお勧めします。
予備は必ずいります。
ほんとどんなトラブルがおこるかわからないからね〜。
これからシュハスコ焼きます。 イテテテ、腰イテー。チャオ。
南北米諸国、アンデスを見た。
それはなぜか。
ブラジル移住を考えていたから。
釣り、環境、風俗、風習を含め、ブラジル以外に私にぴったりの国があるかも知れないと思ったから。
だが、結果やっぱり私はブラジルがいい。
人々はとにかく明るく、ちょっと知り合いになっただけで、もうアミーゴだ。
こんな私も、もう何年も通っているから街を歩いているとあちこちから
「テルー!テルー!」なんて声がかかる。
全色の人種が入り混じり、DNAのいたずらか、
どんな田舎にもチラホラとズバ抜けた美女がいて、
情熱的だ。
食事もこれでもかというぐらい甘く、塩辛く、高カロリーで美味い。笑
そして、何と言ってもフィッシングだ。
もう、説明するまでもないだろう。
釣り、女、食事。
この三拍子が揃って満足できる国なんて世界中探したって意外にない。
どれかひとつが欠けている。
このマットグロッソ州の奥からルーズベルト河を抜けてナマズマニアにはかの有名なチオトニオの滝に行こうかと思ったが、ルーズベルトからポルト・ベーリョまで道が現在つながっていないという噂+近辺に町や村がないので、一旦迂回ルートで体を休めることにした。
舗装されたルートを辿るとカセレスの近くを通るので、
一旦、パンタナールの外れカセレスまで下りることにした。
着くと、やっぱりみんなに温かく向かい入れられ、
相変わらずの悪ガキがわるさをして縄で縛られており、
(去年は私の一眼レフをブン投げられて、奇蹟的に助かった)

今年もいつもと変わらず。
これからドラードを夢見てここを訪れる人に教えておくと、
カセレスは人口も多く、ドラードの乱獲も酷くて、
あまり大きいドラードに関してはいい場所とは言えない。
しかし、IBMAのプログラムでドラードもこれからここは三年は獲ってはいけないため(スポーツフィッシングのキャッチアンドリリースのみ可)
ドラードも多少は増えるだろう。
私の場合、親しい家族に会いに行くってところかな。
セルジオさんもやっと一児のパパイになったので。
一日だけアミーゴのセルジオさんが一緒に行こうと言うので
今回は最後にウルグアイに行こうと思っているので、
時期的にも微妙なのであんまり乗り気ではないが行ってみた。
ボートで流されながら流れの強く当たる倒木の前を打って行く釣り。
流れのスピードの計算とキャストの精確さ、鋭いジャークがキモの釣り。
ドラードのルアーフィッシングの王道とも言うべき釣法。
少しでもコースを外れるとドラードは喰ってこないし、ギリを狙いすぎると引っ掛かって回収のためポイントを潰してしまう。
かなりテクニカルで難しい釣りです。
しかし、ここでも今回のニュータックルの使いやすさが際立ちました。
まさに欲しかったのはこのスペック!
パンタナール・ドラード!

もし、あなたが南米、もしくは熱帯をフィッシング・ジプシーを
した瞬間から必ず思うことを書きましょう。
いいですか、重要ですよ。よく聞いて下さい。
それは、荷物の重さと、竿の長さです。
まず、日本で荷作りします。
「あ〜、半年間の長旅だから、あれと、これと〜。」
はい、もう、既に間違いです。
旅中の100gは普段の1kgぐらいに感じます。
本当に必要なもの意外、すべて捨てていくべきです。
特に衣類は重いです。
高機能アウターシェル、高機能速乾シャツ、厳選すべきです。
荷物が肩にくい込んで奥地に行く気力が失せます。
いいポイントはその奥なんです。
それと同じくロッド。
「え〜と、普通の6,6ftのMHと・・いやいや、怪物がいるから7,3ftのEXHと・・」
もう、既にヤバいです。竿が長すぎます。
6,6ftって短いと思っていたけど
激しいジャークをし続けるってのはこの長さでこんなにも辛いのか?
まず、そう思うはずです。
アクションも現地の人間に比べるともったりもったり
しているのに気がつくはずです。
日本のジャークとはレベルが違い過ぎます。
激しく、鋭い、シルエットで魚をだますのです。
熱帯とは魚が湧いてくるほどいるのにフィッシュイーターはそれを食べません。
その中の異常な動き、もしくは食べられそうになっているものに火が付くのです。
地球を大きく二つに分けて冷帯用と熱帯用にルアーをわけることができます。
だから、日本のバスのビッグベイトは冷帯域のパイク系ルアーを多用するのです。
パイク系ルアーの成績は熱帯ではあまり良くありません。もっさいのです。
日本のオフショア系、シーバス系のルアーは更に激しく動かすと大変効きます。
それと、アメルア。
まず、絶対忘れてならないのはヘドン。
全種もってきてもかまいません。
監督はあなたです。
二軍落ちしたら現地の子にあげればいいのです。
そして、とりわけ素晴らしいのはオリジナル・ザラスプークです。
基本にして、元祖。
単純すぎるこのルアーの偉大さを南米に来て味わって下さい。
このルアーを超えるのがいかに難しいかってことを。
幾多あるこのサイズのペンシルが束になってもかないません。
現行品で十分です。牙魚の河なら数匹で穴が開きます。
素材はボーンであることが、以後、自分の好きなようにラトルを入れたり出したり、切ったり張ったり、曲げたり変化させることができるのでメリョーボア(モアベター)です。(メッキカラーの下地は全部ボーン素材です。)
そして、トップを含め、ジャークで釣るほど面白い釣りはありません。
迷ったなら、6ft以下のMLのロッドを選んで下さい。
十分これで楽しいはずです。
思っているより大きな魚に対応できます。
「MLの竿なんかガイド全部ぶっ飛ぶって〜!」
なんて、よく耳にするんですが(釣具屋では釣り初心者のふりしているので)
言っている人は釣ったことのない人の妄想です。
それでも、どうしようもない大物に出会ったなら、
もう、釣り過ぎて小物はもういらない、
ワールドレコードサイズと闘いたい!
と思ったらビッグペンシルを結んで
最速のリールをセットした
アベントゥーラ59を手にとって下さい。
目の前に信じられないくらいの爆発が起こるでしょう。
あぁ、ちょっと宣伝しすぎかな?
でも、売る売らない関係なく
それぐらい惚れ惚れする竿できましたっ!
何と言ってもこの竿と歩ける自分が嬉しいっ!
過大広告の日本の雑誌風。笑

そして、即刻リリース。
もう手持ちが少ない新品が・・orz
これもどこの国に行ってもいつでも最高です。

世界の巨大魚を夢見て
フィッシング・ジプシーを本気でやろうと思う人だけ
このアベントゥーラは2本購入されることをお勧めします。
予備は必ずいります。
ほんとどんなトラブルがおこるかわからないからね〜。
これからシュハスコ焼きます。 イテテテ、腰イテー。チャオ。
投稿者:TERU@AMAZON