2009/11/6
現在、首都ブラジリアに滞在。
同じブラジルとは思えないくらい発展し、便利なこの街はゴイアスと同様日本人には気候的にもかなりすごしやすい。
しかし、都市観光など今さらしてもてんで面白くない。
街では夜遊びぐらいしか興味をそそるものがなく、
次の釣りに向けての気力と体力の充填期間。
もしくは準備期間である。
俺にはしておかなければならない準備があった。
魂のルアー。の作成である。
今までの経験によりわりだされた最高のルアーを作るのはそんなに技術的には難しいものではない。
しかし、微妙なのだ。最高のアクションはこの腕が覚えている。
テスト完了したルアーのひとつを紹介しましょう。
ボンバダオリジナルルアー。
ソリポック。
(笑)

ご存じKVのドクタースポックのチューンである。しかし、中身は全くの別物。
ザラではなくスティックだ。
作成方法はまず、このルアーには巨大なラトルが3つ入っている。その内のひとつだけを残し、再後部にエポキシボンドで固定する。
そして、バーナー、またはライターでゆっくりあぶり、美しく反らせる。(これは結構熟練を要する。)慣れれば後部の容積を調節することだってできる。オリジナルより後部が微妙に細くなっていることが写真でも確認できるはずだ。
これだけでで完了。
おわかりのとおり無音のノンラトルルアーである。
アマゾンの巨大ピーコックでは思いっきりラトルが最高なんて思っている君はまだ甘い。
ナーバスでインテリジェンスなビックモンスターには意外に良くない。
超うるさいラトルは70cmぐらいの中型サイズが先に飛んでくるような感じを受けるし、メジャーな場所ではノーマルスポックはホント成績が良くない。
ノンラトルルアーは当然アピール力が落ちる。それをどうカバーするか?
それは簡単。
無茶苦茶早いジャークにも勝るような鋭いトゥイッチ?でアクションさせる。
するとどだろう、前後から素晴らしい激しくナチュラルな飛沫アンド音が飛び出す。
僕的な言葉で例えるとこんな感じ。
アゴチョップ! アゴチョップ! けつキック! オーリー!! けつキック!
(アゴチョップは水を切り裂く縦の動き。この表現でわかるかなぁ。)
考えてアクションさせるのではなく、あくまで感覚で、第六感で動かす。
横でこれを見ているとホントにベイトフィッシュがばしゃばしゃしているように見える。
単なる棒が生きている魚のように見える。
トップウォーターフィッシングの本質、醍醐味である。
ガンガンに巻きしゃくっても意外なほどに巨大魚には効く適度なねちねち系。
鋭い動きを出すためにハイスピードリールがロッド側の腕の負担をかなり軽減してくれる。
なにしろ1オンス近いルアーを激しくトゥイッチしている時間がハンパじゃない。
アマゾンでハイスピードリールが必要というのは激しいトゥイッチという意味が一番大きい。(現在のリールでも全く満足していない。ベイトリールはもっと進化できるはず。)
そこで二年前、ほんの思いつきで改造した結果素晴らしいルアーが出来た。
今まで隠していたが、もういいや。これも気まぐれ。
あ、そうそう。今回の本題。
これも秘中の秘をご披露しましょう。
自宅のガレージで車修理している家に行きました。
何故かと言うと魂のルアーに色を塗ってもらうためです。

イヤとも言わずすぐに作業にとりかかってくれます。
このブラジルの臨機応変のフレシキブルさが大好きです。
アイの部分のマスキングも手伝ってくれました。
僕のバカさ加減、情熱にほだされたのでしょうか?
選んだ色はフェラーリレッド 。

車のバンパーに塗る強度な塗装です。
ブラジルはほんといい国だ。能書きたれじゃない。すぐ実行だ。

熟練です。外皮のクリアーまで吹いてくれました。

お金を受けとろうとしないので無理やり置いてきました。
おっと忘れてた。
赤という色について話しておきましょう。
これが秘中の秘。
日本ではナチュラルカラー、水に溶け込むカラーで人気があるルアーとはハードベイトでアユカラーやワカサギカラー。ソフトベイトではウォーターメロンやパンプキンなど地味な色。
しかし、地球の宝物ネグロ河などのブラックウォーターの中では赤がナチュラルカラーなのです。
これは実際超ブラックウォーターというものを見てみないと信じられないでしょう。
絶対超ビックピーコック がついていると思われるピンスポットを正確に打ち抜く時、この赤のナチュラルカラーが持つ力は絶大です。
さあ、明日僕は本番アマゾナス州に飛び立ちます。
今年はかなりの異常気象でアマゾンの水が引かないという色んなアミーゴの情報から時期を遅らしてうったらうったらしていたのだ。
機は熟した!!

誰のためにやっている釣り旅ではない。
そう、俺は世界の誰よりもでっかいピーコックバスを釣りたいのだ!
そのためにはどんな努力も惜しまない。
情熱の赤は誰にも消せない。
待ってろ!アマゾン!!

同じブラジルとは思えないくらい発展し、便利なこの街はゴイアスと同様日本人には気候的にもかなりすごしやすい。
しかし、都市観光など今さらしてもてんで面白くない。
街では夜遊びぐらいしか興味をそそるものがなく、
次の釣りに向けての気力と体力の充填期間。
もしくは準備期間である。
俺にはしておかなければならない準備があった。
魂のルアー。の作成である。
今までの経験によりわりだされた最高のルアーを作るのはそんなに技術的には難しいものではない。
しかし、微妙なのだ。最高のアクションはこの腕が覚えている。
テスト完了したルアーのひとつを紹介しましょう。
ボンバダオリジナルルアー。
ソリポック。
(笑)

ご存じKVのドクタースポックのチューンである。しかし、中身は全くの別物。
ザラではなくスティックだ。
作成方法はまず、このルアーには巨大なラトルが3つ入っている。その内のひとつだけを残し、再後部にエポキシボンドで固定する。
そして、バーナー、またはライターでゆっくりあぶり、美しく反らせる。(これは結構熟練を要する。)慣れれば後部の容積を調節することだってできる。オリジナルより後部が微妙に細くなっていることが写真でも確認できるはずだ。
これだけでで完了。
おわかりのとおり無音のノンラトルルアーである。
アマゾンの巨大ピーコックでは思いっきりラトルが最高なんて思っている君はまだ甘い。
ナーバスでインテリジェンスなビックモンスターには意外に良くない。
超うるさいラトルは70cmぐらいの中型サイズが先に飛んでくるような感じを受けるし、メジャーな場所ではノーマルスポックはホント成績が良くない。
ノンラトルルアーは当然アピール力が落ちる。それをどうカバーするか?
それは簡単。
無茶苦茶早いジャークにも勝るような鋭いトゥイッチ?でアクションさせる。
するとどだろう、前後から素晴らしい激しくナチュラルな飛沫アンド音が飛び出す。
僕的な言葉で例えるとこんな感じ。
アゴチョップ! アゴチョップ! けつキック! オーリー!! けつキック!
(アゴチョップは水を切り裂く縦の動き。この表現でわかるかなぁ。)
考えてアクションさせるのではなく、あくまで感覚で、第六感で動かす。
横でこれを見ているとホントにベイトフィッシュがばしゃばしゃしているように見える。
単なる棒が生きている魚のように見える。
トップウォーターフィッシングの本質、醍醐味である。
ガンガンに巻きしゃくっても意外なほどに巨大魚には効く適度なねちねち系。
鋭い動きを出すためにハイスピードリールがロッド側の腕の負担をかなり軽減してくれる。
なにしろ1オンス近いルアーを激しくトゥイッチしている時間がハンパじゃない。
アマゾンでハイスピードリールが必要というのは激しいトゥイッチという意味が一番大きい。(現在のリールでも全く満足していない。ベイトリールはもっと進化できるはず。)
そこで二年前、ほんの思いつきで改造した結果素晴らしいルアーが出来た。
今まで隠していたが、もういいや。これも気まぐれ。
あ、そうそう。今回の本題。
これも秘中の秘をご披露しましょう。
自宅のガレージで車修理している家に行きました。
何故かと言うと魂のルアーに色を塗ってもらうためです。

イヤとも言わずすぐに作業にとりかかってくれます。
このブラジルの臨機応変のフレシキブルさが大好きです。
アイの部分のマスキングも手伝ってくれました。
僕のバカさ加減、情熱にほだされたのでしょうか?
選んだ色はフェラーリレッド 。

車のバンパーに塗る強度な塗装です。
ブラジルはほんといい国だ。能書きたれじゃない。すぐ実行だ。

熟練です。外皮のクリアーまで吹いてくれました。

お金を受けとろうとしないので無理やり置いてきました。
おっと忘れてた。
赤という色について話しておきましょう。
これが秘中の秘。
日本ではナチュラルカラー、水に溶け込むカラーで人気があるルアーとはハードベイトでアユカラーやワカサギカラー。ソフトベイトではウォーターメロンやパンプキンなど地味な色。
しかし、地球の宝物ネグロ河などのブラックウォーターの中では赤がナチュラルカラーなのです。
これは実際超ブラックウォーターというものを見てみないと信じられないでしょう。
絶対超ビックピーコック がついていると思われるピンスポットを正確に打ち抜く時、この赤のナチュラルカラーが持つ力は絶大です。
さあ、明日僕は本番アマゾナス州に飛び立ちます。
今年はかなりの異常気象でアマゾンの水が引かないという色んなアミーゴの情報から時期を遅らしてうったらうったらしていたのだ。
機は熟した!!

誰のためにやっている釣り旅ではない。
そう、俺は世界の誰よりもでっかいピーコックバスを釣りたいのだ!
そのためにはどんな努力も惜しまない。
情熱の赤は誰にも消せない。
待ってろ!アマゾン!!

投稿者:TERU@BRASILIA