2009/4/24
今日はちょっと釣りサイトらしく釣り人寄りのお話。(笑)
釣りサイトはあまり見ないのでトップクラスの限られた人のものしか見ませんが、最近、日本ではなんか大きなルアーで釣るのが良しとされる“美学”なるものが存在するらしいのですが、世界の淡水怪魚ルアーフィッシングで言うと実は僕的にはあまり大きすぎるものは使えないと思います。
釣り旅を始めたころは「よぉーし!!」なんて意気込みでむちゃくちゃデカいルアーなんかも片っぱしから持って行ってましたが、あまり実績はと言うとありません。おみやげ化するものがほとんど。
いや、それ以前に水の抵抗のデカすぎるものは投げ続けることも、キレのあるアクションをつけることもできないんです。
如何にハイアピールかつ腕の負担が少なく投げ続けられるか。
生命感を出せるか。
豊穣な世界ではスピードと飛沫と音と明滅で疑似餌的部分を掻き消します。
特にアマゾンではトップとジャークベイトがメインなので。
魑魅魍魎の餌となる魚がパニックになって逃げるアクションを演出するのに弱い飛沫や音ではダメなのです。何十種というフィッシュイーターが一同にいるので弱いヤツが先に喰ってきます。(笑)
まあ、色んなの釣りたいのでこれもありですが。
小さめのルアーと言ってもやっぱり日本からすると少々デカいです。ライン以外は日本のバスタックルそのままを使用するので腕が腱鞘炎になるのはできるだけ避けなければならない。アクションを与え続けることができるのを第一条件に考えられた疲れないタックルセッティングが大事なんです。
長いバスロッドなどはこういう点から見てもかなり不向きです。軽いルアーを遠くに投げる必要性はありませんしね。
ピーコックバス、特に大型のアスー。
そこにいるのに出てこないのがこの究極ピーコックバス。
初めてアマゾンに挑戦した人がよく言う言葉。
「時期が悪くていなかった。」
いや、実はそこにモンスターはいるんです。
アマゾンアクションが理解できないジャパニーズアクションでは出てこないだけです。
ピーコック全種合わせて千匹以上釣った今、それがかなり見えて来ました。
10cmずれた着水点のあまりの反応の違い、
誰かが通した後でも完璧なアクションで通すと爆音で悪魔は出てくるんです。
この写真のような70cmちょいくらいの掛かりどころが悪かった普通サイズはキープして喰うんですが、これで二人分ハラいっぱい。
さばくとこれくらいは25cmくらいのピアウーなんかを余裕で喰っているんですが、
そのサイズのルアーをバスタックルでトリッキーに動かし、投げ続けるのはやっぱりスイッシャー以外は現実的ではないですね。
これはド定番のヘドンのスーパースプークより一回り大きいくらいのDr.spock。略してスポックっちゅうこのルアーなんですが、まあうるさいルアーです。
これの本当の動かし方は日本の釣りの常識を破壊するものです。
ガキョン、ガキョンなんて日本のペンシルベイトみたいにゆっくりドッグウォークしてたら生命感なんてまるでありません。

ヂョッヂョッヂョッヂョッ!!
巨大な中の爆ラトル音が掻き消されるくらいに飛沫の音をミックスさせ、
気が狂ったみたいに短く速く鋭くアクションさせると凄い生命感が出てきます。
魚が出るであろう通過点で0,01秒くらいの力の強弱で意とした間合いと、真円と浮力が作る意としない動きの間のスプラッシュでバイトさせる間合いを作りだします。
この意とする間隔と予測不能の意としない間に存在する
「神が宿る瞬間。」
この第六感的な居合斬り感覚の釣り。
水面が破裂するかの衝撃的爆音でアタックしてきます。
これはそれほど大げさな表現でもないわけでして、
シクリッドを代表するこの種の魚は頭が非常に賢く、アマゾンの濃い生物相の中でのパターンが複雑難解で、バスタックルで作り出す緻密なアクションの中に巨魚が喰らい付くというロッドからリールからすべてが限界付近でのゲームフィッシングとしてのテクニックレベルが非常に高いもので、
大の大人を狂わし、何度も通わせてしまう魅力があります。
何人かのアメリカのバスプロがハマりすぎてこちらに家を買い、すべてを捨て、残りの人生を捧げると言っている人を見ました。
良いことかどうかは私にはわかりませんがアマゾンの大空を見る目は輝いていたのは事実です。
ハワイでピーコックが釣れるレイクのプロガイド、フィッシュクエストのスコットもそろそろ仕事を置いてアマゾン入りするんだろうな〜。
絶対、負けたくないわ。(笑)
まあ、細かく書こうと思えばいくらでも書けますが、自然を相手にする釣りとは単純でもあり、奥がつきることなく深い。
そんなとこに魅かれるんでしょうネ。
やっぱ良きライバルがいることも大事かな。
女以外にこれほどジェラシーを感じるものも少ないしネ☆
あぁ・・早く熱帯雨林に帰りたい・・。(笑)
釣りサイトはあまり見ないのでトップクラスの限られた人のものしか見ませんが、最近、日本ではなんか大きなルアーで釣るのが良しとされる“美学”なるものが存在するらしいのですが、世界の淡水怪魚ルアーフィッシングで言うと実は僕的にはあまり大きすぎるものは使えないと思います。
釣り旅を始めたころは「よぉーし!!」なんて意気込みでむちゃくちゃデカいルアーなんかも片っぱしから持って行ってましたが、あまり実績はと言うとありません。おみやげ化するものがほとんど。
いや、それ以前に水の抵抗のデカすぎるものは投げ続けることも、キレのあるアクションをつけることもできないんです。
如何にハイアピールかつ腕の負担が少なく投げ続けられるか。
生命感を出せるか。
豊穣な世界ではスピードと飛沫と音と明滅で疑似餌的部分を掻き消します。
特にアマゾンではトップとジャークベイトがメインなので。
魑魅魍魎の餌となる魚がパニックになって逃げるアクションを演出するのに弱い飛沫や音ではダメなのです。何十種というフィッシュイーターが一同にいるので弱いヤツが先に喰ってきます。(笑)
まあ、色んなの釣りたいのでこれもありですが。
小さめのルアーと言ってもやっぱり日本からすると少々デカいです。ライン以外は日本のバスタックルそのままを使用するので腕が腱鞘炎になるのはできるだけ避けなければならない。アクションを与え続けることができるのを第一条件に考えられた疲れないタックルセッティングが大事なんです。
長いバスロッドなどはこういう点から見てもかなり不向きです。軽いルアーを遠くに投げる必要性はありませんしね。
ピーコックバス、特に大型のアスー。
そこにいるのに出てこないのがこの究極ピーコックバス。
初めてアマゾンに挑戦した人がよく言う言葉。
「時期が悪くていなかった。」
いや、実はそこにモンスターはいるんです。
アマゾンアクションが理解できないジャパニーズアクションでは出てこないだけです。
ピーコック全種合わせて千匹以上釣った今、それがかなり見えて来ました。
10cmずれた着水点のあまりの反応の違い、
誰かが通した後でも完璧なアクションで通すと爆音で悪魔は出てくるんです。
この写真のような70cmちょいくらいの掛かりどころが悪かった普通サイズはキープして喰うんですが、これで二人分ハラいっぱい。
さばくとこれくらいは25cmくらいのピアウーなんかを余裕で喰っているんですが、
そのサイズのルアーをバスタックルでトリッキーに動かし、投げ続けるのはやっぱりスイッシャー以外は現実的ではないですね。
これはド定番のヘドンのスーパースプークより一回り大きいくらいのDr.spock。略してスポックっちゅうこのルアーなんですが、まあうるさいルアーです。
これの本当の動かし方は日本の釣りの常識を破壊するものです。
ガキョン、ガキョンなんて日本のペンシルベイトみたいにゆっくりドッグウォークしてたら生命感なんてまるでありません。

ヂョッヂョッヂョッヂョッ!!
巨大な中の爆ラトル音が掻き消されるくらいに飛沫の音をミックスさせ、
気が狂ったみたいに短く速く鋭くアクションさせると凄い生命感が出てきます。
魚が出るであろう通過点で0,01秒くらいの力の強弱で意とした間合いと、真円と浮力が作る意としない動きの間のスプラッシュでバイトさせる間合いを作りだします。
この意とする間隔と予測不能の意としない間に存在する
「神が宿る瞬間。」
この第六感的な居合斬り感覚の釣り。
水面が破裂するかの衝撃的爆音でアタックしてきます。
これはそれほど大げさな表現でもないわけでして、
シクリッドを代表するこの種の魚は頭が非常に賢く、アマゾンの濃い生物相の中でのパターンが複雑難解で、バスタックルで作り出す緻密なアクションの中に巨魚が喰らい付くというロッドからリールからすべてが限界付近でのゲームフィッシングとしてのテクニックレベルが非常に高いもので、
大の大人を狂わし、何度も通わせてしまう魅力があります。
何人かのアメリカのバスプロがハマりすぎてこちらに家を買い、すべてを捨て、残りの人生を捧げると言っている人を見ました。
良いことかどうかは私にはわかりませんがアマゾンの大空を見る目は輝いていたのは事実です。
ハワイでピーコックが釣れるレイクのプロガイド、フィッシュクエストのスコットもそろそろ仕事を置いてアマゾン入りするんだろうな〜。
絶対、負けたくないわ。(笑)
まあ、細かく書こうと思えばいくらでも書けますが、自然を相手にする釣りとは単純でもあり、奥がつきることなく深い。
そんなとこに魅かれるんでしょうネ。
やっぱ良きライバルがいることも大事かな。
女以外にこれほどジェラシーを感じるものも少ないしネ☆
あぁ・・早く熱帯雨林に帰りたい・・。(笑)
投稿者:TERU