2008/10/23

951:カーボン効果  

 TANNOYには何故かカーボンブロックが合うようである。見た目的にはそれほど相性がいいわけではないのであるが、一旦試しに床とスピーカーの間に入れて音を聴いてみると、はずせなくなってしまうのである。

 音の粒立ちが良くなるのである。今日は村治佳織「sinfonia」を聴いていたのであるが、ギターをはじく指使いが快活になったような印象を受ける。スピーカーの高さが高くなったのも影響しているのであろうが、広がり感があるのである。

 チャットワースの袴は、コの字型になっている。前面と側面には袴があるのであるが、後方は空いているのである。ガタがないように3点支持にしようとすると、前方1点後方2点となる。見た目的な落ち着き感は前方2点後方1点の方があるが、選択肢がないので、前方1点での3点支持を試したのである。

 カーボンで床からの振動を遮断するとチャトワースのキャビネットの純粋な響きが活きてくるようである。このキャビネットはどのくらいの時間の経過を経ているのであろうか?木のキャビネットの場合時間の経過はとても重要な要素のような気がする。

 乾燥が進むと同時に、その間に奏でられた音の振動を吸収し記憶するのではないか。そのかすかな記憶の蓄積が徐々にそのキャビネットの個性となり、深みのある音を奏でるようになるのではという気がしてくる。バイオリンなどの楽器もそういった要素が強いという話を聞いた覚えがある。スピーカーのキャビネットもきっと同じような影響があるはずである。

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 今日はギターを聴いたのであるが、ギターのボディも木でできているのでやはり同じようにある程度の年数を経たもののほうが良い音がするなんていうことがあるのであろうか?CDに添付されている写真を見ると、真新しく見えるのであるが、ギターの場合は違うのであろうか?そんな取り止めのないことを考えながらスカルラッティのソナタを聴いていたのであるが、カーボン効果もあり、しっくりする音を奏でてくれていた。



2008/10/25  0:19

投稿者:tao

hiroさん、こんばんわ!
チャトワースのキャビネットはとてもコンパクトです。また現代のスピーカーに比べ、奥行きはとても狭く感じられます。
しかし、キャビネットの豊かな響きゆえか、想像よりもスケール感のある音を奏でてくれます。
ユニットの優秀さも一因でしょうが、やはり長い時間の経過を経たキャビネットがもたらしてくれる効果は思いのほか大きいように感じます。
秋の夜長にQUADで鳴らすTANNOYはまさにうってつけで、心落ち着く時間をもたらしてくれます。

2008/10/25  0:14

投稿者:tao

チュ−バホーンさん、こんばんわ!
チャトワースはSPケーブルが直出しです。しかもそのSPケーブルにはスピーカー端子は付いていません。ケーブルのみです。
なのでその先端部分のビニールを剥がし線材を出してアンプから送られてくるSPケーブルの線材とより合わせて合体させ、その表面をビニールテープで覆うという、とても原始的名手法を用いています。
カーボンブロックは木でできたキャビネットを持つ古いスピーカーには効果抜群ですね。

2008/10/24  13:58

投稿者:hiroyuki azuma

どうもです。かの小説家、五味先生もTannoyは箱だとおっしゃっていました。ユニットだけを入手されていろいろと苦労されたけど、結局は英国から取り寄せたオリジの箱とユニットの組み合わせが最高であったと…。

私も、Tannoyはオリジナルの箱にこだわっています。材質と、経年による木の乾きが、音の鳴りをよりよくさせているようにも思います。
JBLなどユニットが大事と言われる方もいらっしゃいますが、いずれも所有していて思うのは、Tannoyは箱の鳴り具合まで考えて設計されているように思えてなりません。Classic音楽を得意とするあたり、繊細な表現までを考えているのでしょうね。
今お手元にある、TannoyはGold時代の箱です。それ以降のHDPの箱とは異なるといわれる方もいらっしゃいます。入れ替えてみたわけではないですが、あのサイズから、スケールを超えた鳴りっぷりをするのは、乾燥具合なのでしょうか。
Tannoyを所有する仲間は皆口を揃えて言います。
Taoさんがここで書いていらっしゃったように、楽器のようなものだと…。

ビンテージと一言で片付けられない、使用できる、使って楽しむ骨董品でしょうかね。

どんどん楽しんでください。あ、それと、家族を巻き込むような、みんなで聞ける曲のセレクションも大事ですよ。笑

hiro

2008/10/23  22:18

投稿者:チューバホーン

こんばんは。 R−チャトワースはモニターゴールドなので、SPケーブルが直出汁なら、もう40年は経っているはずですね。
たしかに、タンノイの袴は「コの字」ですから、うちのランカスターも同じく前1点、後ろ2点で仕様しています。
 そして、Taoさんのチャトワース同様、うちでも混濁感が減り、開放的な鳴り肩に変化してます。
 




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