2008/7/25

861:炊き込みご飯  

 今朝、SD05は旅立っていった。行き先はサウンドデザインである。バージョンアップをしてもらうためである。SD05を段ボール箱に入れる際、その箱の中にはいっていた取り扱い説明書とカラー刷りのパンフレット改めて眺めてみた。

 「FoB」と大きく書かれているのが目に付く。ブランド名と思われるが、これってどういう意味?・・・パンプレットには「FoB」と大書きされた下に小さな文字で「Feeling of Being」とある。「あるがまま」ということであろうか。

 「何も足さない、何も引かない」という、確かサントリーのウィスキーのCMに使われていたと記憶しているコピーが連想される。

 この「何も足さない 何も引かない」というのは、オーディオの一つの理想とされるものかもしれない。SD05の音の質感を表現するにあたって、このコピーは結構適切のような気がする。

 しかし、そのSD05も最近我が家では活躍の場を失っていた。QUAD 44 405-2というペアが急激に台頭して、SD05を圧倒してきたからである。QUAD 44 405-2はしっかりと足す、引くものもあるはずである。「何かを足して 何かを引く」のである。

 足される何かが心地良いので、ついつい耳はQUADを求めるようなところがあったのかもしれない。SD05は美味しいご飯である。水加減も炊き具合もちょうど良い。一口目は美味しい、二口目も美味しい、三口目も・・・しかし、長い時間が経過してくると、おかずが欲しくなる。

 塩昆布か、ふりかけか、漬物か・・・何かしら濃い味が恋しくなるのである。そこにQUADが登場したので、ついつい箸はそちらに向かう。

 先日バージョンアップの「Before and After」をGRFさんの部屋で聴かせていただいた。その際「何も足さない 何も引かない」という姿勢は同じであるが、その度合いがさらに深まったという気がした。そして不思議なことに「白米」が「炊き込みご飯」になったような味わい感の深みや複雑さが感じられたのである。

 その味わいはCDのなかにしっかり刻まれていたもの。それを掘り起こす度合いが深くなった、そのため味わい感の深みや複雑さがもたらされた、という印象を受けたのである。バージョンアップされて戻ってくるのは1週間以上先となると思われるが、その際には改めてレポートします。




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