2022/4/28

5901:選択肢  

 「オーディオショップ・グレン」にしばしの間展示されていたZanden Model120は、我が家のリスニングルームのYAHAMA GTラックに移設された。

 横幅は35pほどで奥行きも同じくらい。高さはなく、とてもコンパクトな機器である。LEDによるインジケータがそれぞれのスイッチやノブについていて、その色によって作動状況を示すので、結構カラフルである。

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 フロントパネルは金属ではなくアクリル製で、白く淡い色合いのものである。選択が可能なイコライザーカーブは、RIAA、TELDEC、EMI、COLUMBIA、DECCAの5種類である。

 セレクターノブを回すことによりイコライザーカーブを選択する。選択したイコライザーカーブによってインジケータの色が変わる。

 また極性も切り替え可能で、それは向かって右のスイッチを押すことによって切り替える。「正相(N)」はグリーン、「逆相(R)」はレッドという具合に、こちらもインジケータの色によってその状態が分かる。

 イコライザーカーブによって音が変わるのは当然ではあるが、結構意外だったのが極性の切り替えによって随分と音の質感が変わるという点である。

 主要なレーベルごとにイコライザーカーブを示したリストがあり、そこには推奨の極性も表示されている。それを確認すると「逆相(R)」を指示されているレーベルがとても多い。

 そういったレーベルの古いレコードを聴いていて、試しに極性を切り替えてみると「やはりこっちの方がしっくりとくるな・・・」という感想を持つ。

 すべてのレコードのついて記憶するのは困難であるので、付箋にイコライザーカーブや極性を記して貼り付けておく必要があるかもしれない。

 さらに、技術的なことは全く分からないのであるが、「第4時定数」というものを3段階に切り替えられる。

 High(55kHz)は「主にヨーロッパプレス・日本プレス盤」、Middle(45kHz)は「主に古いヨーロッパプレス」、Low(42,5kHz)は「主にアメリカプレス盤」と取扱説明書には記載されている。

 5つのイコラーザーカーブ、極性が2つ、そして第4時定数が3つ・・・ということは組み合わせの数は30ということになる。

 「これだけあると、覚えろという方が無理というもの・・・せっせと付箋に記入するしかないか・・・」と思った。選択できることは良いことであるが、「選択肢が多すぎる・・・」とも感じた。




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