2022/1/26
5809:尻上りイーブン
トイレ休憩を終えてリスタートした。JR青梅線に沿って続くレトロな雰囲気のある商店街を抜けていくと、周囲の風景は随分と鄙びたものに変わっていった。
JR青梅線は立川から奥多摩までを繋いでいる。その駅の幾つかを右側にやり過ごしながら走っていくと、いつも休憩するセブンイレブンの看板が道の左側に見えてきた。
そのセブンイレブンの駐車場に6台のロードバイクは流れ込んでいった。駐車場のフェンスにロードバイクを立てかけて、店内に入った。
補給食として選択したのはレジ横の総菜コーナーに設置されているカレーパンと牛肉コロッケである。セブンイレブンが店内調理のカレーパンの販売を開始したのは昨年の6月からである。
商品名は「お店で揚げたカレーパン」。パンの棚にある袋入りの商品ではなく、各店舗のフライヤーで揚げ、レジの横にあるホットスナックの什器に並べられる。
これはなかなか美味しい。レンジで少しチンしてもらうとさらに美味しくなる。最近セブイレブンに立ち寄った際に頼む比率が高い商品である。ホットコーヒーと一緒に補給食を胃袋に入れた。
コンビニ休憩後は奥多摩湖を堰き止めている小河内ダムまで走る。小河内ダムの手前3kmあたりからの上りではいつもは高速バトルが繰り広げられる。
ただし、「今日はイーブンで走りたいですね・・・」と、メンバー間で話されていたので、ハードなバトルモードにはならない可能性が高かった。
リスタートして小河内ダムを目指した。小河内ダムまでにはこの先幾つものトンネルを潜り抜けていく。「将門」の交差点を左折して下っていくと最初のトンネルである「城山トンネル」が見えてくる。その暗い空間の中にトレインは吸い込まれていった。
その後順調にトンネルを潜り抜けていった。残りのトンネルが4つぐらいのところから高速態勢に移行するのが恒例ではあったが、今日は200〜230ワット程の負荷で維持されていた。
「これならへとへとになることはなさそうだ・・・」と少し安心しながら走っていったが、さらに一つトンネルを潜り抜けたあたりからペースが上がり始めた。
240〜250ワット程まで出力を上げないとトレインから遅れてしまう。前のメンバーの背中が少し離れてしまう。
「ちぎれないように・・・・」とアクセルを踏み増しするが、エンジンの反応は芳しくなかった。それでもどうにか完全にちぎれることなくへばりついて走った。
最後のトンネルである「中山トンネル」を過ぎ去ると、道の左手に小河内ダムの排水設備が見えてくる。ここからさらにペースが上がった。ゴールが近いので最後の踏ん張りをして、どうにかこうにかちぎれずにゴール地点に達した。

チームでゴール地点と定めている駐車場に入って乱れた呼吸を整えた。空は曇っていて薄い灰色のままであったが、風はなく思っていたほどには寒くはなかった。
JR青梅線は立川から奥多摩までを繋いでいる。その駅の幾つかを右側にやり過ごしながら走っていくと、いつも休憩するセブンイレブンの看板が道の左側に見えてきた。
そのセブンイレブンの駐車場に6台のロードバイクは流れ込んでいった。駐車場のフェンスにロードバイクを立てかけて、店内に入った。
補給食として選択したのはレジ横の総菜コーナーに設置されているカレーパンと牛肉コロッケである。セブンイレブンが店内調理のカレーパンの販売を開始したのは昨年の6月からである。
商品名は「お店で揚げたカレーパン」。パンの棚にある袋入りの商品ではなく、各店舗のフライヤーで揚げ、レジの横にあるホットスナックの什器に並べられる。
これはなかなか美味しい。レンジで少しチンしてもらうとさらに美味しくなる。最近セブイレブンに立ち寄った際に頼む比率が高い商品である。ホットコーヒーと一緒に補給食を胃袋に入れた。
コンビニ休憩後は奥多摩湖を堰き止めている小河内ダムまで走る。小河内ダムの手前3kmあたりからの上りではいつもは高速バトルが繰り広げられる。
ただし、「今日はイーブンで走りたいですね・・・」と、メンバー間で話されていたので、ハードなバトルモードにはならない可能性が高かった。
リスタートして小河内ダムを目指した。小河内ダムまでにはこの先幾つものトンネルを潜り抜けていく。「将門」の交差点を左折して下っていくと最初のトンネルである「城山トンネル」が見えてくる。その暗い空間の中にトレインは吸い込まれていった。
その後順調にトンネルを潜り抜けていった。残りのトンネルが4つぐらいのところから高速態勢に移行するのが恒例ではあったが、今日は200〜230ワット程の負荷で維持されていた。
「これならへとへとになることはなさそうだ・・・」と少し安心しながら走っていったが、さらに一つトンネルを潜り抜けたあたりからペースが上がり始めた。
240〜250ワット程まで出力を上げないとトレインから遅れてしまう。前のメンバーの背中が少し離れてしまう。
「ちぎれないように・・・・」とアクセルを踏み増しするが、エンジンの反応は芳しくなかった。それでもどうにか完全にちぎれることなくへばりついて走った。
最後のトンネルである「中山トンネル」を過ぎ去ると、道の左手に小河内ダムの排水設備が見えてくる。ここからさらにペースが上がった。ゴールが近いので最後の踏ん張りをして、どうにかこうにかちぎれずにゴール地点に達した。

チームでゴール地点と定めている駐車場に入って乱れた呼吸を整えた。空は曇っていて薄い灰色のままであったが、風はなく思っていたほどには寒くはなかった。