2022/1/20

5803:落ち  

 鶴峠を走り終えて、鄙びたバス停をバックに恒例の記念撮影を済ませた。気温は随分と低かった。しばしの休息の後、先へ進むことになった。

 鶴峠の向こう側に下った。下っている最中にとあることに気づいた。サングラスをしてなかった。ヘルメットに差し込んだままであった。

 下りの道は少し荒れていた。ガタガタと振動がロードバイクに伝わってくる。そしてその振動によってサングラスがずれていき、道路に落ちてしまった。

 私は停止して道路に落ちたサングラスを取りに戻った。私は隊列の後ろから2番目にいた。最後尾のメンバーに「先に行っていてください・・・」と伝えた。

 そしてサングラスを道路から拾い上げて装着した。下り始めようとしたときにフロントギアからチェーンが落ちていた。

 「チェーン落ちか・・・」舌打ちしたいような気持を抑えながらチューンをもとに戻そうとしたが、落ちたチェーンが変なところに挟まってしまい動かない。

 「あれ・・・まずい・・・」と悪縁苦闘していると、なかなか走り始めないので、先ほどのメンバーが戻ってきてくれた。

 「これはまずいですね・・・無理をするとフロントディレイラーが壊れるかもしれないので、リーダーを呼んできます・・・」と、既に相当先まで走っていった集団を追いかけていってくれた。

 私はとりあえずロードバイクを押して歩きながら、救援を待った。駆けつけて来てくれた「救援隊」により、落ちたチェーンは無事に元に戻った。

 「単独走の時にこれが起きたら・・・」と思うと、少しぞっとした。ロードサービス付きの自転車保険に入っているが、待っている間厳しい寒さに凍えることになるであろう。
 
 リスタートして向かった先は、山梨県小菅村が運営する「道の駅 こすげ」であった。ここで補給食を摂ることになった。

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 サイクルラックにロードバイクをかけた。売店では暖かいうどんと担担麺が販売されていた。「暖かいものが食べたい・・・」と担担麺を頼んだ。

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 建物の中で、担担麺を食した。しっかりとした辛味もあり、美味しかった。「青梅市にある『担担麺 杉山』にまた行ってみたいな・・・最近行ってないからな・・・」と思いながら食べ終えた。

 休憩後は奥多摩湖へ向けて走っていった。下り基調の道を勢いよく走り続けると奥多摩湖が見えてきた。見慣れた風景に少しほっとした。

 奥多摩湖を通り過ぎて、いくつものトンネルを潜り抜けていった。前を走るメンバーのリアライトの赤い点滅を見ながら下り続けた。

 下りでは風を強く受けるので体感気温が下がる。寒さに筋肉が硬直する感じであった。最後のトンネルである「城山トンネル」を潜り抜けて、JR青梅線に沿って走った。

 古里駅近くのセブンイレブンで最後の休憩をした。寒いので暖かいお汁粉を購入した。缶に入っているもので、暖かい甘さが心地よかった。

 コンビニ休憩を短めに切り上げて最後の行程を走った。自宅に帰りついた時にサイコンの走行距離を確認すると149kmであった。結構長い距離を走った。

 疲れた体を癒すため自宅の風呂に入った。暖かい湯が身体に染み入ってくる感じで実に癒された。しかし20分ほど湯につかって出ようとしたとき、右足のふくらはぎが攣った。思わぬ「時間差攻撃」に顔をしかめながら、その痛みに耐えた。




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