2021/7/28

5627:パワーダウン  

 「檜原豆腐」で有名な「ちとせ屋」のすぐ手前の道を左に入るとかなり急な坂になる。その坂を抜けていくと、斜度が緩み「払沢の滝」の駐車場が右手に見えてくる。

 緊急事態宣言中ではあるが、多くの人が涼を求めて「払沢の滝」を訪れているようである。駐車場は満車であった。

 駐車場を右手にやり過ごしてから、負荷を上げていった。「240ワットで最後まで走れるか試してみよう・・・」と思っていた。

 ただし「現在の脚力では後半は脚がもたないだろうな・・・」とも思っていた。私のFTPは215ワット程である。15分程度であれば240ワットの平均出力は出るはずであるが、コロナ禍が続き、今一つモチベーションが上がらないなか、パワーも落ち気味である。

 私ともう一人のメンバーで先頭を引きながら前半をこなしていった。しかし、中盤の斜度が厳しいポイントを幾つか通過しているうちにパワーが出なくなってしまった。

 メンバーは次々に前に出ていくが、それについていくことが全くできない。サイコンの10秒平均パワーの数値も前半は240ワット程で推移していたが、後半からは200ワット程迄下がってしまった。

 時坂峠の終盤はぱっと周囲の視界が開ける。前を行くメンバーの背中が幾つか見えているが、その間隔を縮めるためのパワーが、いくら絞っても出てこない感じであった。

 「かなり、落ちているな・・・」ということを身に染みて感じながら、時坂峠の終盤を走っていった。

 チームでゴールと決めている地点が近づいてきた。形だけのラストスパートをして、ヒルクライムを終えた。

 サイコンを確認すると時坂峠のヒルクライムにおける平均パワーは217ワットであった。「これは駄目だ・・・」とうなだれた。

 1ケ月後には、「乗鞍ヒルクライム」がある。現在の調子では相当苦戦することになりそうである。

 もともと乗鞍は苦手なヒルクライムレースである。富士ヒルと乗鞍、チームメンバーの多くはほぼ近いタイムとなるが、私は富士ヒルの方が3分ほど速い。

 今年の富士ヒルはぎりぎりで1時間30分切りができたが、このままでは今年の乗鞍は1時間33分ほどのタイムになりそうである。

 その後全員が上り終えたところで眺望の良い場所に移動した。ここにはもう営業をやめて久しい峠の茶屋が残っている。その脇には水が湧き出ている。

 その水を頭からかぶった。非常に冷たい水であった。その心地よさは格別であった。その水の冷却効果か・・・「まあ、乗鞍は参加することに意義があると思えばいいか・・・年齢も年齢だし・・・」と冷静になれた。

 時坂峠の眺望は素晴らしい。撮影ポイントにLOOK 785 HUEZ RSを設置してスマホで写真を撮った。水に濡れた体に風があたり、ひと時ではあるが涼やかな時を過ごした。

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