2021/6/24

5593:Limited Edition  

 「オーディオショップ・グレン」には時折、非常に珍しいスピーカーが入ってくる。主に扱っているのは、イギリスから調達されたTANNOYの古いスピーカーであるが、国内のオーディオマニアから引き取った比較的新しいスピーカーが一時的に店の一角を占有していることがあるのである。

 少し前には、ソナスファベールのエクストリーマという、非常に珍しいスピーカーが少しの間置かれていた。

 初めて見るエクストリーマはエレクタ・アマトールがジムで筋トレを1年間続けたようなマッチョな体型をしていた。

 このエクストリーマ、1991年の登場であるので30年も前のスピーカーである。ヴィンテージと言えなくもない。「準ヴィンテージ」といったところであろうか。

 実はエクストリーマは、2014年にソナスファベールの創立30周年記念モデルとして新型が出ている。その名称は「Extrema Super Limited Edition」である。

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 その名の通り限定モデルで、なんと世界で30セットしか生産・販売されなかった。日本でも幸運な数名のオーナーが入手したようである。

 ただしその価格はペアで800万円(税抜き)であった。単に運が良いだけでは、そのSuper Limited Editionを手に入れることはできなかったのである。

 「また、変わったものが入ったよ・・・」と「オーディオショップ・グレン」のオーナー小暮さんから連絡が入ったのは、先週のことであった。

 「まさか・・・『Extrema Super Limited Edition』じゃないよな・・・それはあり得ない・・・世界で30セットの限定販売ということは、現在恐ろしいほどプレミアがついているはず・・・今なら優に1,000万円以上の値がつくはず・・・」

 そんなことを思いながら、BMW 523i Touringのハンドルを握っていた。この車の走行距離は91,000kmを超えた。

 さすかに多少の経年劣化を感じるようにはなってきているが、今まで乗ってきたドイツ車の中では、その経年劣化の具合は軽めである。以前乗ってきたドイツ車はこのくらいの走行距離になると「さすがに、そろそろ乗り換え時かな・・・」と思ってしまっていた。

 スマホには「Mercedes-Benz C-Class 6月29日 日本発売開始 先行予約キャンペーン」という広告が載っていた。

 以前インターネットでフルモデルチェンジされたC-Classを見て「これは絶対に売れるでしょう・・・」と思った。

 「先行予約キャンペーンか・・・登録しとこうかな・・・」そんなことを思いながら車を走らせていくと、いつも停めるコインパーキングに着いた。




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