2021/3/3

5479:九十九折  

 先頭を引く順番が回ってきた。パワーを上げて前に出ていった。270ワットを一つの目安としてその前後の数値になるように、クランクを回した。

 前回の2分30秒とは違い、今回は2分であるので少し気が楽である。それでもパワーウェイトレシオ「4」で走っていくと、呼吸が乱れてくる。

 「1分経過・・・」ZOOM上で声がかかる。残り時間をちらちらと確認しながら、下がりそうになるパワーを維持した。

 「残り30秒・・・」残り少なくなったので、気持ちを奮ってクランクを回した。タイマーの数値が「0:00」になったことを確認して「次、お願いします・・・」と告げて、脚を止めた。

 私のアバターは止まって左足を地面に着いた。その脇をチームメンバーが次々に通り過ぎていった。

 一番後ろに下がって、再度クランクを回し始めた。後方では脚を休めることができる。隊列を維持しながら、「Alpe du Zwift」を走っていった。

 「Alpe du Zwift」は21のセクターに分かれている。スマホの画面の右上にはその九十九折の具合が表示されていて、今どこを走っているか分かるようになっている。

 2分ごとの先頭交代はスムースに繰り返されていった。「Alpe du Zwift」のゴールに達するまで、先頭を引く順番は4回回ってきた。

 4回ともどうにかこうにかこなした。汗は大量に流れた。窓からは冷やかな空気が入ってきているはずであるが、その冷却効果は限定的であったようである。

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 「Alpe du Zwft」の九十九折の上りは、乗鞍ヒルクライムの終盤を思わせるものである。その乗鞍ヒルクライム、昨年は中止されたが今年は開催されるようである。

 ホームページには「2021の開催が決定しましたのでお知らせします。8月末の大会ではありますが、新型コロナウイルス感染症の状況が見通せない中で、参加者・応援者・スタッフなど大会に関わる全ての皆さまの安全に配慮をしながらの大会となります。安全対策実施などにより通常運営とは異なる方式による大会になる可能性もありますが、ご理解をお願い申し上げます。ぜひ、二年ぶりの《空に一番近いバイシクルロード》へお越しください。」との通知がなされていたのである。

 今年は「富士」「乗鞍」「箱根」の三つのヒルクライム大会に参加できる可能性が高まった。もちろん例年通りといかない点もいろいろとあるであろうが、参加できることは嬉しいことである。

 「Alpe du Zwift」を上り切ると、今日のコースのゴールラインが見えた。そのゴールラインに一番近い場所で誰が止まることができるかというZwiftならでのコンテストで笑い合った後は、ひたすら下っていった。

 長い下りを下り切って今日のバーチャルチームライドは終了した。来週の日曜日からはバーチャルではなくリアルになる予定である。実際に戸外を走るのは随分と久しぶりということになる。 




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