2021/2/23

5471:メカトラ  

 いろいろとあったことはあったが、10分遅れでスタートした。今日のコースは「Mountain 8」である。距離は32.3kmで、獲得標高は691m。

 Epic KOMをいつもとは逆側から上る山岳ルートがメインで途中の分岐からはラジオタワーまでの急斜面を走る。

 ヒルクライムを頑張ったら、あとは下っていき、フラットなコースを走る。終盤にはスプリントポイントも一つ用意されている。

 上りが始まるまではWATOPIAらしい空想の世界のファンタジックな風景の中を走っていく。水族館のような海の下のトンネルや、巨大樹の森など非現実的ではあるが、趣向を凝らした多彩な景色を眺めながら走っていくと、道は徐々に上り基調になっていった。

 その時であった。スマホに表示されているパワーの数値が急に消えた。「あれ・・・なんだ・・・・」と思っていると、画面上のアバターは走るのをやめて、左足を地面に着いて止まった。

 クランクを幾ら回しても反応しない。「すみません・・・止まってしまいました・・・」とZOOMで告げた。

 スマートトレーナーから送信されているパワーのデーターがスマホのZwiftに伝わっていないようであった。

 メンバーからは「しばらく漕いでいると戻るかもしれませよ・・・」とのアドバイスが・・・そして、通信が回復することを願ってクランクを回し続けた。

 しかし、数分間は反応なし。「スマホのBluetoothの設定をやり直す必要があるのかな・・・」と思っていたところ、スマホの画面のパワーの数値が復活した。アバターも重い腰を上げて走り始めた。

 「戻りました・・・」と報告して、集団に復帰するために出力を上げた。スマートトレーナーとスマホのBluetoothの接続が一時的に遮断されたようであった。
 
 待っていてもらったので、どうにか集団に復帰できた。バーチャルチームライドでは、パンクや落車は起こりえない。しかし、バーチャルでしか起きえない「メカトラ」が起こるものである。

 やがてスマホには「Epic KOM」の計測が始まったことを示す表示が出た。斜度も数字でスマホに表示されるが、その数字は大きめである。

 「こちら側の斜度の方がきつい・・・」と事前に聞いていたが、確かにそうであった。斜度がきつめであるとスピードは当然落ちる。

 重くなったクランクを回していると汗が盛大に流れ始めた。今日はこの時期としては異様と言っていいほど暖かい。

 ロードバイクに近い場所にある窓を開けているが、冷却効果はあまり期待できない。汗は滴り落ちていった。

 ロードバイクには汗除けの専用の器具が取り付けられている。これで汗による害がロードバイクには及ばないようになっている。

 Epic KOMを上っていき標高が高くなってくるとスマホの画面に表示される風景も変わってくる。雪景色になってくるのである。

 このままひたすら上り続けるとEPIC KOMのゴールを示すアーチがあるのであるが、今日のコースである「Mountain 8」では、そのゴールの手前で横道に入り、Watopiaの最高地点であるラジオタワーを目指す。




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