2020/12/26

5408:FM ACOUSTICS  

 「初めて見るスピーカーですが、とても美しく気品がありますね・・・こういった上が小型の2ウェイモニタースピーカーで、下のウーファー部と独立しているタイプはウィルソンオーディオが有名ですが、もっとコンパクトで優しい表情をしていますね・・・」私はその初めて見る、VERITY AUDIOのスピーカーの感想を述べた。

 木目の美しい明るい茶色の突板は仕上がり具合が本当に素晴らしい。きっとエンクロージャーの仕上げは、この仕上げも含め何種類があって、選択できたのであろう。この仕上げはピアノブラックなどよりもはるかに気品があると感じられた。

 私がまだハイエンド系のシステム構成であった10年以上前、GERMAN PHISIKSのHRS-120というスピーカーを使っていたが、そのエンクロージャーの仕上げにも何種類かのラインナップがあり、そのなかには、このPARSIFAL ENCOREの突板仕上げと同じような美しいものがあったことを思い出した。

 さて、その美しいPARSIFAL ENCOREを駆動するアンプは、プリアンプがFM ACOUSTICSのFM155でパワーアンプが同じくFM ACOUSTICSのF10Bである。

 どちらもコンパクトな形状であるが、FM ACOUSTICSらしい独自の存在感を放っていて、オーラがすごい。

 アナログはターンテーブルがORACLEのDELPHIであった。私が現在使っているものの一世代前にあたるDELPHI 5である。

 ただし、ベース部分のアクリルが透明なものではなくブラックアクリルである。アニバーサリーモデルのようである。

 アームはSMEのシリーズ5で、カートリッジはZYXのOMEGAが付いていた。そして、フォノイコライザーは、プリアンプ、パワーアンプと同じくFM ACOUSTICSのもので、型番はFM 122である。

 FM ACOUSTICSというと、スイス製の超高額なオーディオ製品というイメージがあるが、フォノイコライザー、プリアンプ、そしてパワーアンプが全てそのFM ACOUSTICSである。きっとFMさんは、FM ACOUSTICSの音の質感に心酔されているのであろう。

 今、これらの製品を新品で揃えようとすると一体幾らになるのであろうかと、想像してみた。「先日試乗したMERCEDES-BENZのE200が1台買えるくらいの価格であろうか・・・」

 それらの比較的コンパクトなオーディオ機器たちは、見るからに高級そうな3段のオーディオラック2台に、収納されていた。

 FMさんの説明によるとそのラックは、イタリアのメーカーであるバッソコンティニュオ社の製品とのことであった。初めて見るラックである。
 
 その仕上げは堅牢で豪華。ORACLEやFM ACOUSITCSのオーラ溢れる素晴らしい機器を収納するのに相応しいものであった。

 「なんだか・・・こだわりが半端ないな・・・」とは、感じられるのであるが、それを大げさにしない品位の高さがあり、不思議とオーディオマニア臭はあまりしない。

 スピーカーを含め、いずれもコンパクトな形状のもので揃えられているのもその要因であろう。

 また一つ一つのオーディオ機器が本当に選りすぐられていて、高級感がありながら高貴さを保っているものばかりであるというのも素晴らしい点である。 




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