2020/9/26

5315:ヘビーデューティー  

 MINIには一度乗せてもらったことがある。顧問先の会社の社長の車がMINIの3ドアハッチバックであった。グレードはCOOPER Sであった。

 その助手席にしばし乗せてもらったのであるが、かなりがっしりとした凝縮感のある乗り味であった。

 丸いボタンではないトルグスチッチ形状のエンジンスタートスイッチを下に軽く押し込んだ。2.OLのディーゼルエンジンはやおら目覚めた。

 最近のディーゼルエンジンは音や振動においてかなりしつけが良くなってきているが、この2.0LのBMW製ディーゼルエンジンは、しっかりとディーゼルエンジンであることを主張するエンジンであった。

 ブレーキペダルから右足を離し、アクセルペダルに移した。ゆっくりと進みだし、ディーラーの駐車場から新青梅街道に出た。

 ステアリングの操舵感はやや重めであり、現代の車の「軽く・・・より軽く・・・」といった流れとは一線を画する味付けであった。これは個人的には好印象である。

 「足回りの設定はやや硬めか・・・」MINIらしいい凝縮感はCROSSOVERでも感じられた。その裏返しとしてゆったりとしたラグジュアリー感は薄めである。「意外と硬派だな・・・」という印象を持った。

 おそらく、「COOPER SD」という比較的スポーティーな位置づけのグレードであるので、サスペンションの設定もスポーティーな味付けにチューンされているのであろう。下のグレードであればもう少し印象が違うのかもしれない。

 ドライブモードは三つのうちから選択できる。デフォルトはバランス感の良い「MID」で、他に燃費重視の「GREEN」とよりスポーティーな設定である「SPORT」が選べる。
 
 「GREEN」も「SPORT」もそれぞれ試してみたが、デフォルトである「MID」が一番バランスが良かった。これで十二分であると思われた。

 エンジンの存在感や重めの操舵感、硬めの足回りなど、エクステリアのお洒落で都会的なキャラクターとは違い、結構なヘビーデューティーな味わいであるのが興味深いところであった。

 2リッター4気筒ディーゼルターボは、クリーンディーゼルである。アクセルの踏み加減にはリニアに反応し、低い回転域からディーゼルターボらしく力強いトルクが湧き上がる。パワーに不足を感じることはまずないであろう。

 ただし、エンジン音に関してはがさついた質感がやはり耳につく。慣れてしまえば、気にならなくなるのかもしれないが、もう少し遮音にコストをかけるべきのような気がした。

 4日間、200km程の距離を、MINI CROSSOVER COOPER SD ALL4で走った。エクステリアもインテリアもお洒落でかわいい。しかし、乗り味は結構ヘビーデューティな味わいであり、「男気」といった言葉が思わず頭に浮かぶような車であった。




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