2007/8/24

528:ゆったりとしたS字  

 我が家のパワーアンプとスピーカーをつなぐスピーカーケーブルはワサッチというメーカーである。とてもマイナーな存在で他の方の家では見かけたことがない。確かキンバーにいた技術者が独立して起こしたメーカーだったはず。

 型番はLC-540。見た目は真っ黒、細くて柔らかい・・・高級感はまったくない。しかし、音は好きである。厳密に比較したことはないのであるが、きっと高解像度タイプではなく、情報量もそれほど多くはないような気がする。

 ダイナミックオーディオで76,000円で購入。定価はきっと10万円前後と思われる。2mペアのスピーカーケーブルで定価が10万円・・・これは見る人によって評価は大きく分かれる微妙なポジションであろう。

 一般的な常識人の金銭感覚からすると完全に異常な価格ではあるが、オーディオ・マニアにとってはそれほど驚く価格ではない。

 最新号のAudio Accessory誌を読んでいたら、「スピーカーケーブル ダブルスクランブル」と銘打ったスピーカーケーブルの比較試聴記事が載っていた。このての記事、私は大好きである。雑誌に載っていると必ず読む。

 比較的価格の安い切り売りケーブルから始まって、525,000円のACCOUSTIC ZENのABSOLUTE SPまで34モデルがリストアップされていた。2mペアで10万円の価格は丁度真ん中あたりに位置する。ということは価格的には中級モデルといったポジションのようである。

 こういう雑誌の比較試聴記事を読んでいると、なんとなく換えてみようかなという気にもなるが、自宅のシステムとの相性もあるし、やはり実際に聴いてみないことにはなかなか踏ん切りはつかない。

 見た目的には細いケーブルが好きである。そういう観点からこの記事を見てみると、目に付くのがSTEREOVOX FIREBIRDである。2mペアで80,000円と今使っているLC-540とほぼ同価格帯である。

 「弦楽は繊細で美しく、旋律は艶やかに潤い格別な芸術性で魅力がある」・・・こういう表現には結構惹かれるものがある。「ケーブルは現代のカートリッジである」といた趣旨のことを評論家の方が書かれていたような気がするが、アナログだけの頃オーディオマニアは相当数のカートリッジを持っていた。現代のマニアはケーブルを相当数持っている方が多いのかもしれない。

 そう考えるとスピーカーケーブルも2,3本常時持っていて、その日の気分によってつなぎかえるなんてこともオーディオの楽しみの一つなのかもしれない。

 スピーカーケーブルはリスニングポイントから見て真正面の床に横たわっているので、もっとも目に付くケーブルである。できれば左右対称にゆったりとしたS字を描いていて欲しい。

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(明日から2泊3日の家族旅行にいきますので、明日と明後日は記事の更新はありません。次回の更新は27日の予定です。)




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