2020/5/20

5184:トリセツ  

 先日、大川さんのお宅でその効果のほどを検証したDACU-500については、その変化量が想像以上に大きく、私にとっては好ましい方向への変化であった。

 ORTHO SPECTRUMと印字されていたので、これがメーカー名かと思っていたが、どうやらこれはブランド名で、メーカーはインフラノイズという会社であった。

 インフラノイズに関する知識は全くなかったが、オーディオ機器やオーディオアクセサリーを何種類が製造販売しているようである。

 「インフラノイズがオーディオ機器を開発、製造する目的はただ一つです。私達は偉大な演奏家が残した音源がたくさん残っている幸福な時代にいます。これらの録音の中に入っている素晴らしいものを残すことなく味わいたい。この動機がインフラノイズの製品を生み出す力の全てなのです。偉大な演奏家の録音の殆どが装置のグレードアップのたびに新たな感動を湧き出させます。演奏を再現できる装置の能力とはオーディオ用語で美音とか分解能で語られる部分ではありません。音楽に対する忠実度、正直さ、表現力などの動的、偶発的かつ抽象的な部分の再現能力なのです。」

 インフラノイズのHPには、そう誇らしげに書かれていた。日本には一般的にはあまり知られていないガレージメーカーが多数存在する。インフラノイズもそうった無名のガレージメーカーの一つである。

 我が家のオーディオ機器のラインナップにも、そういった無名のガレージメーカーの製品が一つ存在する。

 昨年の末に新たに導入されたDACである。真空管アンプを極く少数のマニアに提供している市野氏が作製したDACである。

 DAC本体とは別に巨大な電源部があり、そこには真空管が3本使われている。このDACとコンビを組んでいるのはORACLE CD2000である。

 ORACLE CD2000は現在はMKVになっている。オリジナルであるCD2000が発売されたのは四半世紀前のことである。オリジナルも最新のMKVも外観はまったく変わっていない。このあたりはORACLEらしいところである。

 そのCD2000と市野式DACの間に、大川さんのお宅で初めてその存在を知ったインフラノイズのDACU-500を活用することにした。

 我が家にDACU-500が届いたのは今日の午後であった。宅配便の包みを開封してみると大川さんのところでも見た、小さな黒い箱が出てきた。
 
 その箱を開けると取扱説明書とDACU-500が出てきた。取扱説明書にはびっしりと文章が書きこまれていた。

 「デジタルオーディオでは、DSDやハイレゾのように器を拡大しても解決できない問題、アナログにはどうしてもかなわない音楽の劣化が有ります。DACU-500の原理はデジタル信号の時間軸と位相のわずかなズレを修正整合させるディレイラインです。遅延線ですので周波数特性などの信号の劣化は有りません。」とその一部にあった。

 技術的・理論的なことは全く不明であるが、大川さんのリスニングルームにおける検証では「デジタルの壁」が薄くなったように感じたのは確かであった。
 
 我が家のヴィンテージ・オーディオの世界においても同様な効果があるのか、興味深いところであった。




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