2020/4/8

5142:A6  

 Mercedes-Benz E-Class、BMW 5シリーズとともに欧州では人気の高いAudi A6がフルモデルチェンジされて日本にも導入されたのは2019年3月のことであった。

 しかし当初日本に導入されたのは、ガソリンの3.0L V6ターボエンジンを搭載するモデルだけであった。

 これはラインナップの中での上級モデルになり、価格も1000万円を超えてしまう。「Audi JAPANは、日本でA6を本気で売る気あるんだろうか・・・?」と疑問に思っていた。

 そして、ようやく日本でもベーシックモデルとなる2.0L直4ガソリンエンジン搭載車とと2.0L直4ディーゼルエンジンを搭載したモデルの販売が開始された。

 2.0Lガソリンエンジンを搭載するA6 45 TFSIクワトロが740万円から、2.0Lディーゼルエンジンを搭載するA6 40 TDIクワトロが745万円からとなっている。

 日本での直接的なライバルとなるMercedes-Benz E220dアバンギャルドは757万円から、BMW 523d xDrive が765万円からという価格に対して絶妙な位置づけとなる設定である。

 「これで、Audi A6も日本での販売台数が一気に増えるか・・・?」というと、残念ながらそういうことはないであろう。

 Audi A6は欧州や中国ではE-Classや5シリーズと互角の戦いを繰り広げているが、日本では相当の差を開けられている。

 しかも、日本で売れるのはSUVモデルがほとんどである。Audiも日本での販売の中心はQ2、Q3、Q5といったSUVモデルにシフトしている。

 しかし、私の様な古い世代の人間にとって、Audi A6のステーションワゴンモデルであるA6 AVANTは、気になるモデルの一つである。

 今のBMW 523i Touringを購入した4年前も、Audi A6 AVANTを実際に試乗し購入を検討した経緯があった。

 その時に対応してくれたAudi 西東京の営業マンは時折メールを今もくれる。今回もA6のベーシックモデルが出たことについてメールが来ていた。

 「ディーラーには今、2.OLのディーゼルエンジンモデルを搭載したA6 AVANTの試乗車が入っています。一度試乗されませんか・・・?」

 と、添えられたメールを読んでいて、結構気になった。BMW 523i Touringは走行距離が70,000kmに達した。今まで走行距離が100,000kmを超えてから買い替えていたので、まだ買い替え時期ではないが、気になるA6 Avantのクリーンディーゼルエンジンモデルはぜひとも体験してみたかった。

 そこで、Audi西東京まで出かけた。日曜日の午後、ディーラーの建物の中は閑散としていた。やはり外出自粛要請が効いているのであろう。営業マンも受付の女性もマスク姿である。当然私もマスク着用である。

 「こんな時期に新車を購入しようとする人間は少ないはず・・・しかもプレミアムブランドであるAudiなどは、その影響が大きいはず・・・」

 そんなことを思いながら受付の女性が案内してくれたテーブル席に着席した。「飲み物いかがですか・・・?」との問いかけに「アイスコーヒーを・・・」と答えた。

 運ばれてきたアイスコーヒーを飲みながらしばし待っていた。私が座ったところのすぐ脇には白いQ5が展示されていた。ミディアムサイズのSUVである。「今日本で一番売れているAudiはQ5なのだろうか・・・?」と思いながらその姿を見ていた。そのQ5の誇らしげな表情からは「もう背の低い車は時代遅れですよ・・・」と諭されているような気がした。

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