2020/4/3

5137:FTP  

 ローディーの間では時折会話の中に「FTP」という単語が混じる。正式名称は「Functional Threshold Power」である。単純に直訳すると「機能的な閾値のパワー」となる。

 これだと何のことだかさっぱりわからないが、その実質的な意味合いは「1時間出力し続けられ、それ以上は出力できないというパワーの数値」ということになる。

 チームで参加する「Mt.富士ヒルクライム」や「乗鞍ヒルクライム」などでは、この数値が高いほど有利でタイムが良くなる。

 その「FTP」、正確に計測するにはかなりつらい計測方法を体験する必要があるが、Zwiftでのトレーニングを何度か実施してみると、そのFTPを概ねこのくらいでしょうという感じで予測してくれる。

 私のFTPは215ワットぐらいとの予測結果のもと、これを少しでも上げるためのトレーニングを細々とではあるが、始めた。

 東京都のコロナウィルスの状況は最近非常に悪化している。その影響でチームでのロングライドは再び自粛となり、危険性が指摘されたスポーツジムは3ケ月間の休会手続きをとった。

 週に1回通っていたテニススクールも当分の間中止との連絡が入り、家族の進言により社交ダンスの教室も中断した。さらに4,5月に予定されていたゴルフコンペは全て中止となった。

 となると室内でトレーニングできるZwiftぐらいしか汗をかく手段がない。Zwiftは実に様々なメニューが用意されている。

 多くのコース、多くのイベントがあるほか、多くのトレーニングメニューがある。そのトレーニングメニューのなかで最近選択するのが、「FTP×2」という名称のものである。

 これは全体で55分間のトレーニングメニューである。まずは10分間のアップから始まる。出力は低い数値から徐々に上がっていき170ワットになる。10分間のアップが終わったら私の推定FTPである215ワットで15分間漕ぎ続ける。

 15分が経過すると休憩がはいる。一気に出力は130ワットまで下がり、その状態で10分間軽くなったクランクを回し続けて、脚を休ませる。

 10分間の休息時間が終わったら2回目の「FTPゾーン」に入り込む。1回目と同じで15分間215ワットで脚を回し続ける。

 1回目の15分間は比較的余裕があった場合でも、この2回目の15分間は結構つらい。汗もこれでもかという具合に流れ出てくる。

 ようやくその2度目の「FTPゾーン」を潜り抜けると、5分間のクールダウンになる。出力は160ワットからゆっくりと下がっていき、最後は軽くクランクをクルクルと軽く回せる状態で終了する。

 全部で55分である。指定された出力はスマートトレーナーが綿密に機能し、ほぼ指定通りの出力が維持できる。ケイデンスが落ちるとクランクが重くなり、ケイデンスが上がると軽くなる。その調整具合は正確で、指示された出力のプラスマイナス1ワットほどの数値がスマホの画面には表示され続ける。

 この「FTP×2」のトレーニングメニュー、「今日、ちょっと疲れてるな・・・」「明日には疲れはあまり残したくない・・・」「この時期免疫力を下げるほどにハードなトレーニングは避けるよう言われているし・・・」という具合にテンションが低い時には、30分間に短縮できる。

 その短縮バージョンは、10分のアップ、15分のFTPゾーン、そして5分の休息タイムでちょうど30分である。これだと疲労感は少なめである。

 今年は、6月に開催される「Mt.富士ヒルクライム」は中止の可能性が高く、8月の下旬に予定している「乗鞍ヒルクライム」もその開催が危ぶまれている。そのためモチベーションが上がりづらいが、どうにかZwiftの豊富なトレーニングメニューを活用して、細々とではあっても、体を絞り続けていきたいと思っている。




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