2020/2/28

5101:AU-X11  

 今日は埼玉県の顧問先を午後に訪問した。打ち合わせを終えてから、埼玉県ふじみ野市にある「響工房」へ向かった。車で30分ほどで着く距離である。

 「響工房」はオーディオ機器の修理をする小さな工房で、井村さん一人で運営されている。井村さんはLUXMANの修理部門で長年働かれたのち、ヴィンテージ機器の修理を行う会社でも腕を磨き、独立された。

 工房内にはいつも修理の依頼を受けた数多くのアンプ等が置かれている。それらはヴィンテージと呼ばれる真空管式の古いものや、オーディオブームが華やかであった時代の日本製のプリメインアンプなどである。

 私の愛用しているMarantzのmodel2とmodel7も、今までに何度か「響工房」にお世話になっている。

 今日、BMW523iの後部座席に座らせられていたのは、Marantz model7であった。といってもmodel7の身に何かしらのトラブルが降りかかったわけではない。

 探していたコンデンサーがようやく見つかったので、それを装着してもらうためであった。Marants model7の裏面に4個並んで付いているカップリングコンデンサーについて従来から容量が減っているので、そろそろ取り替えた方がいいですよという警告を井村さんから受けていた。

 現状では「バンブルビー」と呼ばれるスプラグ製の古いコンデンサーが付いている。オリジナルのパーツであるが、古い時代のもので容量が減っている場合が多い。

 代替品として探していたのはWEの402Cである。なかなか数値が合うものが見つからなかったが、とあるヴィンテージショップにひっそりと潜んでいた。

 それをゲットして、model7と一緒に「響工房」に持ち込んだ。「響工房」の作業場の中にはやはり修理を待ついくつかのアルプがところ狭しと置かれていた。

 やはり古い時代のものが多い。そのなかで目についたのがサンスイの大型のプリメインアンプであった。近づいて型番を確認するとAU-X11であった。

 サンスイのAU-X11は、1982年に発売された高級プリメインアンプである。

 その当時のサンスイが持つ技術の全てを投入して開発されたプリメインアンプである。CDが発売される前年である1982年、オーディオ業界は今とは比べようもないほどに熱い時代であった。

 そんな輝かしき時代のサンスイ製のアンプは、その見た目も豪華である。黒く輝くAU-X11の姿を眺めていると、ノスタルジックな気分になった。




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