2020/2/11

5084:高速バトル  

城山トンネルを抜けた。これから幾つものトンネルをやり過ごさなければならない。ロードバイクのリアには赤く点滅するLEDライトが付いている。トンネルに入るとその赤い点滅が目立つ。

前を走るメンバーのその赤い点滅を視界に据えながら、さらに3つのトンネルを抜けた。

先頭はリーダーが引いてくれていた。私はその後ろに付いていた。いつもであれば、このあたりでぐっとペースが上がる。

「一旦前に出てみようかな・・・ 」と、思い始めた頃であった。後ろから一気にあるメンバーがアタックした。

その後ろ姿はほっておくとすぐに小さくなりそうであったので、その後ろに付こうと、私もクランクを回すペースを上げた。

しかし、アタックの切れが良く、なかなか「付き位置」まで達しない。私はもともとペースの変化に弱い。一気にペースが上がると遅れてしまうことが多いのである。

アタックしたメンバーに追い付くどころか、その差はだんだんと開いていった。

やがて別の「迎撃機」が発進した。リーダーがまず発進し、さらにややあってから、もう一機が発進した。

その後ろ姿を見送って、遠くで繰り広げられているアタック機と二機の迎撃機の戦闘の様子を眺めていた。

さらに3つトンネルを抜けた。最後の中山トンネルに入った。強烈なハイペースでアタックしたメンバーの赤い点滅が少しづつ近づいてきていた。2機の迎撃機はその先でさらなる戦闘を繰り広げているようであった。

「あれだけのハイペースで逃げたのだから脚に来ているはず・・・」と思いながら、どうにか前を走るメンバーに追い付こうとクランクをハイペースで回し続けた。しかし、その背中はなかなか手の届く位置までには詰まらなかった。

中山トンネルを抜けると、左側の視界に小河内ダムの排水設備が入ってくる。ダンシングに切り換えて、ラストスパート体勢に入った。

私の旧式のエンジンは実に効率の悪そうな高い排気音をがなりたてていた。どうにかこうにかゴール手前ですぐ前を走るメンバーに追い付いて高速ヒルクライムバトルを終えた。

昨年の10月に体調を崩して一旦調子は底まで達したように下がってしまったが、ほぼ戻ったようである。小河内ダムまでの高速バトルにもどうにか参加できるようになった。

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