2019/12/29

5040:ミニマリスト  

 今日は自宅の大掃除であった。私はどちらかというと片付け好きである。神経質なまでの綺麗好きというわけではないが、極力ものがなくすっきりとしている方が落ち着く。

 若い世代の中には「ミニマリスト」が多くなっているとのことである。ミニマリストとは身の回りのもの、例えば衣服や家具、家電製品などを本当に必要なものだけに限定して、とても少ない「もの」のみに囲まれて暮らす人のことである。

 私はどちらかというとミニマリスト的な性格を有しているようであるが、他の3人の家族・・・妻と二人の娘は、まったくそういった要素を持ち合わせていないようである。

 なので、大掃除は結構大変な作業となる。妻はものをため込んでしまう、つまりなかなかものを捨てられない性格で、いろんな引き出しはいつ使うんだか分からないものが溢れている。

 上の娘は洋服好きで、収納スペースに入り切れないほどになっている。大掃除の後にリサイクルショップに持ち込むいらない衣類の入った袋が5つもできた。

 下の娘は漫画が大好きで、これまた本棚に収納できなコミックが山と積まれている。こちらも、もう読まないコミックを段ボール2箱に詰め込んで、BOOK OFFに持ち込んだ。

 年末はリサイクルショップも、BOOK OFFも大賑わいである。大掃除で出た要らないものが大量に持ち込まれるからであろう。

 「もの」を過剰なまでにためこもうとする性格もあれば、「もの」を極力排除し、あえて「持たない」という選択肢をする人もいる。まあ、人それぞれである。

 私は、コレクター気質といったものがないようである。オーディオマニアのお宅に伺うと、時折もの凄い量のレコードやCDが幾つもの棚にずらっと並んでいたり、床などに立てかけてあったりする。

 「もの凄い量ですね・・・」と関心はするが、私自身はそういった膨大なコレクションを持ちたいとは一切思わない。

 管理コントロールが十二分に可能で、最低でも1,2年に1回ぐらいは聴く・・・という条件を付けると、レコードもCDも300枚ほどが限度になってくる。

 もちろん新規に数十枚購入して、もう聴かないであろうものは、段ボールに入れてディスクユニオンに送るという循環があるので、中身は少しづつ入れ替わってはいるが、概ね300枚以下に抑えるようにしている。

 しかし、コレクター気質の方はそうではない。どんどんとそのコレクションは増えていく。「持っている」・・・つまり所有しているということが大事なのである。

 若い年代の人にミニマリストが増えているということは、「所有」ということに対するこだわりというものが、若い世代では希薄なのかもしれない。

 「物欲」や「金銭欲」「所有欲」・・・そういった欲望が若い世代は比較的ないようである。日本のように成熟した国(別の側面から見ると成長が止まり衰退していく国)では、そういったことは起こりやすい現象なのかもしれない。

 私はけっして若い世代ではない。「物欲」や「金銭欲」なども同世代の人並みにあるはずであるが、どこかしら「ものを所有する」ということに対して一種の罪悪感のようなものを感じるところがあり、ものを手放すと解放されたような気持ちになる。

 「これ捨てていい・・・」「だめ・・・絶対にだめ・・・また使うかもしれないでしょう・・・」そういったやり取りが今日一日、私と妻の間・・・私と娘たちの間で何度も繰り返された。今日はそういった一日であり、年末恒例の我が家の光景でもある。




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