2019/11/8

4989:デリカD:5  

 車のデザインに関して、時折「これで大丈夫なの・・・?」と不安感というか、驚きというか、「呆れ」とでも評すべきなのかと思うような奇抜なものに出会うことがある。

 最近、「これは奇抜だな・・・受け入れられるのであろうか・・・失笑を買うだけのような気もするが・・・」と思ったのが、三菱のデリカD:5である。

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 三菱デリカD:5がマイナーチェンジにより大胆なフロントマスクに変更されて発売されたのは今年の2月15日のことである。

 そのフロントのデザインに関しては、賛否両論が沸き起こった。私は個人的には「否」であった。「これはどう見ても巨大な電動シェーバーにしか見えない・・・気品や優美さの欠片もない・・・」と思ってしまったのである。

 デリカD:5は根強い支持を底堅く維持している長寿モデルである。悪路走破性の良さや積載能力の高さはアウトドア派のコアなファンを獲得していた。

 マイナーチェンジによって見た目の印象はがらっと変わったが、基本的な車の性格は変わっていないので、「デリカD:5でなければだめなんです・・・」というコアなファンは離れることはないのかもしれない。

 あるいは、「このフロントマスク・・・インパクトが凄い・・・やっぱり世の中、目立ってなんぼだよ・・・」という感覚で購入する新たなファンも獲得できる可能性もある。

 実際に2月に発売が開始されたデリカD:5の販売は好調である。決して安い車ではないので、デリカD:5は三菱自動車に大きな利益をもたらす。

 社内でも賛否両論渦巻いたはずであるが、蓋を開けてみれば結果は「吉」と出た。このマイナーチェンジを担当したデザイン責任者は胸を撫で下ろしているであろう。

 「しかし、それにしてもこれが売れるのか・・・」と、自分の感性と時代のずれを感じる今日この頃である。



2019/11/11  5:38

投稿者:tao

そうですね・・・奥ゆかしさという価値観は重視されなくなっているのでしょうか・・・
まあ時代の流れというものでしょう。

2019/11/10  8:58

投稿者:せいぼう

残念ながら、車のデザインに限らず、すべてのデザインが押し出しの強い一目で目立つものになってきているようです。これには最大消費国である某国のユーザーの趣味に合わせている部分も多分にある気がします。
先日グッチのバック類をみていて、最近のグッチはこんなにド派手で品のないものになっていたのかと驚きました。これも同じ理由でしょう。いずれにしろ一目で違いがわかるという性急な結果がデザインに求められていることは確かです。わびさびなどを重んじた日本の文化の伝統はどうなってしまうのでしょう?と思うのは老人ばかりですね。

https://eranderu.exblog.jp/


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