2019/9/14

4934:アヴァンギャルド  

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 BMWは9月10日、ドイツのフランクフルトで開催されている「フランクフルトモーターショー 2019」で4シリーズのコンセプトモデル「コンセプト4」を公開した。

 「コンセプト4」は、格子状のデザインを用いた縦長のキドニーグリルを採用している。切れ長で攣り目的なデザインのヘッドライトとともに、フロントエンドに奇抜とも思える強い個性を与えている。

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 「なんじゃ・・・こりゃ〜」と松田勇作的なセリフを思わず心の中で叫んでしまった。「これは悪趣味でしょ・・・どう贔屓目に見ても・・・」と思った。

 デザイン責任者のステファン・ヴェアンスは「ダイナミックかつエレガントなデザインを目指しました」と言っている。
 
 ダイナミックかもしれないがエレガントとはほど遠い。

 さらに「シンプルでありながら、力強く、独自性がある。ディテールには最新の注意を払いました。グリルやライトなどですね」とも述べている。

 確かに力強く、独自性がある。しかし、何度見てもこのキドニーグリルは、適正と思われる面積の3倍以上はある。

 「どうしてこんなに大きなグリルにしたのですか?」というインタビュアーの質問に、「これがキドニーグリルの新しいデザインです。次期型4シリーズのダイナミックなプロポーションにも合うと思います。1930年代の328からもインスピレーションを得ています。」と答えている。

 さらに「これは新しい車です。そしてキドニーグリルも新しいデザイン言語です。慣れるまでに時間がかかることは、わかっています。」と続けた。

 慣れるまでに時間がかかるか・・・慣れたくはないが、やがて目が慣れるのであろうか。BMWは周期的にアヴァンギャルドな傾向に走る。

 前回はクリス・バングルがデザイン責任者であったときに、かなりアヴァンギャルドな造形で見るものを驚かせたが、これからのBMWはアヴァンギャルド方向に大きく舵を切ったようである。

 個人的な好みからすれば、BMWのアイコンであるキドニーグリルは横長であってほしい。さらにしっかりと2分割されていてほしい。

 そのほうが絶対にエレガントであると思うのであるが、それでは刺激が足りないとの判断なのであろうか・・・




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