2019/8/17

4906:402C  

 コンデンサーなどのパーツ類が新たなものにリフレッシュされたKRELL軍団+CUBによる音は、やはり鮮度感が上がったという印象を受けた。

 「ブリッジドさんが選定したコンデンサーなので、かなり程度の良いもののようです。私には全く分からない分野なのですが・・・」

 とグールドさんは話されていた。確かにコンデンサーは、見ていてもこれといってどうということはないものである。普通の人にとっては、単なる小さな電気部品でしかない。

 しかし、パーツマニアであるブリッジドさんにとっては、希少価値の高いコンデンサーなどは「宝石」のように見えるそうである。

 現行品のパーツについても詳しいが、ヴィンテージのものについても良く知っていて、貴重なコレクションもお持ちとのことであった。

 「これらのオーディ機器はもうかなり古いもので、現役で活躍しているものは相当少ないモデルですが、修理しながら大事に使っていきたいと思っているんです・・・」

 「定住派オーディオ」を実践されているグールドさんらしい言葉である。

 13年ほど前にオーディオを趣味として始めた頃・・・私は「定住」よりも「流浪」を好む一派に属していた。「これを変えたら、どんな世界になるんだろう・・・」と思うとワクワクしたものである。

 しかし、ここのところはすっかりと「流浪派」から「定住派」に宗旨替えした。システムの要であるスピーカーとアンプに関してはおそらく今後変更の可能性はまずないであろう。ケーブル類もジャーマン・ヴィンテージですっかりと落ち着いた。

 DAコンバータに関しては、今年中に市野氏が設計製造されたものを自宅で試す機会が得られそうであるので、O-DAC PRO MK2から市野氏設計のものに変更する可能性が残っている。

 「確かに良くなりましたね・・・すっきりと音の抜けが良くなった印象を受けます・・・」私が、そう評するとグールドさんは嬉しそうにしていた。

 ゴールドベルグ変奏曲以外のCDも数枚聴かせていただいた。いずれも鮮度が上がって空間が広くなったような印象を受けた。

 「コンデンサーか・・・地味な存在であるが、重要なものなんだな・・・」と改めて思った。ヴィンテージ製品を愛用している私などはついつい目立つ存在である真空管のほうに注意が行ってしまうが、コンデンサーの選定についても気を使う必要がありそうである。

 実はグールドさんを通じてブリッジドさんには一つの依頼をしていた。それは「Marantz Model7で使われているO.O1ufのコンデンサーで良いものがないか・・・」ということであった。

 先日「響工房」でMarantz Model7をチェックしてもらった際に、「裏側に4つ並んでいる0.01uFのコンデンサーの容量がかなり減ってきているので近いうちに交換したほうがいい・・・」とのアドバイスを受けていたのである。

 今日帰り際にグールドさんから小さな包みが渡された。ブリッジドさんからグールドさんが預かっていてくれたものである。

 その中には、Western Electricの402Cタイプのコンデンサーが4個入っていた。数値はいずれも0.012ufである。

 私のMarantz Model7にはオリジナルであるバンブルビーが付いている。それはとても小さなコンデンサーである。それをこの402Cに交換するというのが、ブリッジドさんの提案である。

 オリジナルのバンブルビーと比べる、402Cはかなり大きくなるがどうにかこうにか納まるとのことである。

 筋金入りの「パーツマニア」の言うことだから信憑性は高い。近いうちに埼玉県のふじみ野市にある「響工房」にMaranzt Model7とこの4個のコンデンサーを持ち込んで、交換作業を依頼することになりそうである。




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