2019/5/16

4813:正常進化  

クリックすると元のサイズで表示します

 ルノーの新型クリオ(日本名:ルーテシア)の写真をインターネット上で見た時には、フルモデルチェンジではなく、マイナーチェンジかと勘違いした。

 確かにフロントライトの形状が、先にフルモデルチェンジされたメガーヌのように、ルノーが「Cシェイプ」と呼ぶ両サイドにカーブを描くように配置されたデイタイムランニングライトが大きな特徴であるデザインに変わっているが、全体のシルエットは、現行型をほとんど変えていないのではないのか、と思わせるほどに踏襲している。

 リアのデザインも同様である。「お化粧直し」の粋を出ていないような気がしたので、「ライバルであるプジョー208がフルモデルチェンジしたのに合わせて、マイナーチェンジしたのか・・・」と思ってしまった。

 しかし、よくよく見てみるとマイナーチェンジではなく、フルモデルチェンジであった。現行型のクリオはルノーでも最も成功したモデルである。欧州のBセグメントは強力なライバルがひしめいているが、モデル末期でも欧州Bセグメントでの販売のトップに立っていた。

 セールスが好調であったので、新型はできるだけ現行型のエクステリアの雰囲気を引き継ぐことになったようである。

クリックすると元のサイズで表示します

 一方インテリアは、フルモデルチェンジらしく大きく雰囲気が変わった。最も目を引くのが9.3インチ縦型マルチメディアモニターであろう。

 iPadをそのまま突き刺したような印象を受ける。「ちょっと雑だな・・・」と思わなくもないが、この大きな画面をタッチすることによりNAVIなどの操作がスピーディーに行えるのであろう。

 ドライバー正面のメーターパネルは、当然のごとくデジタル化されたデジタルコクピットを採用している。これはBセグメントであっても既に標準になっている感がする。自動ブレーキなどのレーダーを活用した安全装備もきっちりとアップデイトされていている。

 同じタイミングでフルモデルチェンジされたプジョー 208に比べると「フルモデルチェンジ感」はかなり薄めであるが、着実に進歩しているようである。ルノーの最新型は「正常進化」と評すべきフルモデルチェンジとなった。




※投稿されたコメントは管理人の承認後反映されます。

コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ