2019/5/14

4811:ラストスパート  

 山伏峠のヒルクライムを開始した。序盤はゆっくりと走っていった。一定の負荷で走る場合には序盤から前に出て集団の先頭を引くことがあるが、今日は変化するペースに合わせていく予定であったので、後方に控えてペースの変化を見極めていた。

 ややあってからペースは上がってきた。そのペースに合わせて、私もクランクを回すペースを上げていった。

 製材所が左側にあるカーブを曲がっていくと、ペースはしっかりとしたものになり、先頭集団は颯爽と走っていった。まだ脚には余力があったので、その集団の後方にへばりついた。

 斜度が厳しくなる左カーブもどうにかこなし、次なる難所へ向かった。この辺りから集団がばらけるのが常であるが、今日はリーダーが先頭集団を引いていて、単独で前に出ることはしなかった。ペースがコントロールされていたので、集団がばらけずにヒルクライムをこなしていった。

 山伏峠で一番斜度が厳しい難所に入った。ここは道が大きく左に曲がっている。このポイントで先頭集団から離れてしまうことが多い私は、ダンシングで厳しい斜度に立ち向かった。

 前を行くメンバーにそれほど遅れることなく、この難所を越えた。「どうにかついていけるかも・・・」と、その先の斜度が緩むエリアでペースを上げて、先頭集団に追いついた。

 ペースは集団がばらけないようにコントロールされていたので、山伏峠を越える段階でも5名の先頭集団は一団でその頂上を走り過ぎた。

 500メートルほどの下りは皆慎重に下った。何度かカーブを曲がりながら下っていき、正丸峠の上りに向かって直角に右折した。

 ここから1.5km程上る。斜度はそれほど厳しくないが、ペースが速いと脚が売り切れてしまう可能性は高い。

 前半はついていけるペースで集団は走っていたので、「この流れで最後まで行くのであろう・・・」と気を少し緩めていた。

 後半に入りゴールが近づいてくるとペースが上がった。脚の余力がなくなってきた私は、前を行く3名から30メートルほど後方に下がってしまった。ここまで一緒に走ってきた1名のメンバーはここで脚が切れてしまったようで、完全にちぎれてしまった。

 私はどうにかこれ以上差が開かないように踏ん張ってクランクを回し続け、終盤に入っていった。「この距離ならラストスパートで追いつける・・・」そう思いながら、激しい吸排気を繰り返した。

 そして、ゴール地点が視界に入ってきたことろで、スパートした。どうにか前を行く3名に追いつくことができた。

 そして、ゴールの目印である奥村茶屋の前にたどり着いた。とても疲れた。ローバイクをガードレールに立てかけて座り込んで休んだ。

 しばし休んでからLOOK 785 HUEZ RSを、峠の道標に立てかけて写真を撮った。道標には端正な文字で「正丸峠」と刻まれていた。LOOK 785 HUEZ RSの黒と白のコントラストととても合っていた。

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