2007/6/21

464:二つの針圧計  

 デジタル針圧計が壊れた。電源をONすると文字化けしたような意味のない表示が出るのである。「まだ半年くらいしか経っていないのに!しかも、価格は12,600円(定価は15,750円)もしたのに!」と憤懣やるかたなし、といった感じであった。

 そこで、今日仕事の合い間にAudio unionによって新しいのを買ってきた。デジタルはもう懲りたので、SHURE SFG-2という一般的な針圧計にした。価格も3,500円とリーズナブル。針圧計は英語ではSTYRUS FORCE GAUGEとなることもパッケージの箱を見て知った。

 早速帰ってきて針圧を測定。1.7gに合わせているはずである。SHURE SFG-2で計ってみるとかなり軽くなっている。1.5gしかない。「あれれ・・・何で?」

 ということで、もう一度調整しなおした。デジタル針圧計に比べて従来型の針圧計は極めてアナログ的である。針圧を計って調整することもなんだか精密な作業をしているような気になってくる。デジタルでパッと数字が表示されるのも便利というか分かりやすさがあるが、バランスが取れているか視点を下げて目を凝らして見ることも楽しいものである。

 さて壊れたデジタル針圧計であるがROKSANのロゴが入っているが、きっとどこかのメーカのOEMであろう。保証書が入っているが買った日付やオーディオショップの印などが全くない。これで保証が効くのであろうか?

 そんなことを思いながら、パッケージの中にはいっている説明書を見ていたら「測定校正について」という説明がひととおりあり、「なにか正常でない状態になったら、この操作を繰り返して行ってください。」と結んであった。

 「もしや・・・」と思い、そこに記載されている手順どおり(校正)を行ってみた。すると文字化けしていたのが、正常に戻った。「直った!」と喜んだが、早くこれをやっておけば、針圧計が二つにならなくてすんだのに・・・とも思った。

 「まっ、いいか・・・こんな小さな器具だし、二つあって困るということもない。」そこで、念のため先ほどSHURE SFG-2で1.7gにあわせたはずの針圧を、ROKSANのデジタル針圧計(型番はROK-SB1)で計り直した。

 結果は1.72gであった。0.02gの差であるが、これならほぼ合格。従来の針圧が予定よりも軽くなっていたのは、校正をする前の壊れかけのデジタル針圧計で調整したためか、しばらくほっておくと針圧は自然に変わってしまうからなのであろうか?針圧は時々ずれていないかチェックする必要があるようである。



2007/6/22  22:44

投稿者:tao

スパイダーさんコメントありがとうございます。
確かにO.O1g単位での調整はデジタル針圧計がないと厳しいですね。
SHUREの針圧計は針圧調整しているっていう雰囲気があって操作自体は結構好きです。
それにしても、HELIKONって相当シビアなカートリッジなのですね。私のようないい加減な性格のオーナーではその真価を発揮させるのはそれなりの時間が必要なようです。

2007/6/22  3:17

投稿者:スパイダー

僕が使っている針圧計はPOLE STARというメーカーの
PS-ST15というモデルですが、おそらくロクサンのもの
と製造元は同じだと思います。
実際、同じようなコトが何度もありました。その都
度、「まさか壊れた…?」と心配してましたが、さす
がに最近は慣れてしまいました。
それもどうかと思うのですが…。

シュアーの針圧計はシンプルな構造なので、0.01g単位
で調整する必要がなければ、充分な性能を持っている
と思います。
しかし、0.01g単位の差をしっかり出すのがライラの
カートリッジなんですよね…。


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