2018/7/26

4517:多摩湖  

 平九郎茶屋でまったりした時間を過ごした後、ロードバイクに跨って、下り始めた。下りでは風を盛大に体に受ける。

 その風は、標高が下がるにしたがって、粘り気があるものに変わってくる。空気が重く肌にまとわりつくものに変質してくるのである。

 東吾野まで下り切った。炎暑はまだまだ勢いの衰えを見せてはいなかった。峠から下ってくると「やっぱりそうか・・・下は暑いままだよな・・・」と諦め顔になった。

 前週と同様に東吾野駅前の自販機で冷たい飲み物を購入した。そして自販機の横にある水道の水を頭からかぶり、少しでも体感気温を下げる努力した。

 ガーミンのサイクルコンピューターが表示する気温は、38度を超えていた。「これは、外で運動してはいけない温度だよな・・・」そんなことを思いながら、帰路をさらに進むことになった。

 東吾野駅からは、東峠、山王峠を越えるコースを選択することもできるが、皆暑さに参っていたので、上り返しがない国道299号線を通るコースを選択した。

 6両編成のトレインは、炎暑のなかを進んだ。私は先週よりも体は楽であった。顔振峠でも追い込んだ走りをしなかったので、脚には余力があった。

 国道299号線を走り、カインズホームの大きな店舗が角にある交差点を右折した。そして往路でも休憩した飯能市街のセブンイレブンで休憩をした。

 ここで冷たい飲み物を体内に取り入れ、ボトルの中で暖かくなってしまった水を冷たいものに替えた。

 そして、その冷たい水を首筋にかけた。首筋には血管が集中的に走っているので、ここを冷やすことで体全体の熱を少しばかり下げる効果があるようである。

 帰路には峠はないが微妙に上っている丘陵地帯を走り抜けていく。これでもか!という感じの暑さと時折訪れる緩やかな上りに体力を奪われながら、進んでいった。

 そして、ようやく狭山湖に到着した。狭山湖の堤防を走り抜けて、多摩湖へ向かった。多摩湖の周囲にはサイクリングロードが整備されている。

 そのサイクリングロードを滑空するように走った。サイクリングロードは木陰が多く、一般の車道よりも快適である。木陰の嬉しさを改めて認識しながら進んでいくと、私にとってはゴールに等しい多摩湖の堤防に着いた。

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 多摩湖の堤防を渡りながら、「この異様な暑さはいつまで続くのだろう・・・来月の下旬には全日本マウンテンサイクリングin乗鞍があるけど、この暑さでは追い込めないので調子は上がらず、むしろ下がるような感じだ・・・」と、少し不安に感じた。

 多摩湖の湖面は、こちらのそんな心理状況を知ってか知らずか、ただただ太陽から届く強烈な陽光を無表情に跳ね返していた。




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