2018/3/26

4395:光陰  

 「もう、ロードバイクは長いんですか・・・?」

 今日がロングライド3回目であるチームメンバーから尋ねられた。

 「6年ぐらいですか・・・あれもう7年になるのかな・・・」と不確かな答えしか出せなかった。そしてふと考えた。

 「Mt.富士ヒルクライムに参加するのは今年で6回目だから、もうそろそろ7年になるのか・・・」チームのロングライドに参加するようになった翌年からMt.富士ヒルクライムに毎年挑戦している。

 「そうか・・・もうすぐまる7年になるのか・・・『光陰矢のごとし』だな・・・」と思った。年月というものは振り返ると、「もうそんなになるんだ・・・」という感慨をもたらすものである。

 今日のロングライドの目的地は定番コースである「正丸峠」である。参加者は6名である。天候は晴れで春らしい穏やかな空気が気持ち良かった。

 そしてこの定番コースを走る時にいつも立ち寄る「ファミリーマート飯能上畑店」で休憩した。ここは店の前にベンチがいくつか並んでいる。南側を向いているので、天気が良いと陽光が降り注ぐ。

 今日は天気が良かった。ベンチに座って補給食を摂っていると、暖かな空気に包まれて、まったりとした気分になる。

 猫が縁側で日向ぼっこしている時に感じているのと同じようなゆったりとした気持ちでしばしの時間を過ごした。

 「お尻に根が生えてしまいますね・・・」そんな言葉が自然と出る。しかし、いつまでもベンチに座り続けているわけにはいかない。

 後ろ髪を引かれる思いではあったが、この休憩ポイントを離れ、再びロードバイクに跨った。山伏峠の上り口に達するには二つのルートがある。

 「山王峠」を越えるルートと「小沢峠」を越えるルートである。普段はより短い「山王峠」ルートを選択することが多いが、今日は「小沢峠」ルートを選択した。

 6台のロードバイクはトレインを形成して進んだ。道はじわじわと上り基調になってくる。「小沢峠」は斜度が緩いので「峠」という感じはあまりしない。

 じんわりと上っているのでペースを抑えていればそれほど脚に負担がかかるわけではない。ちょうど先頭はロングライドが3回目のメンバーが引いていた。

 かなり良いペースで走っていた。「あれ、大丈夫かな・・・このペースで・・・」と思いながらそのすぐ後ろを走っていた。

 成木峠に向かう道との分岐で、成木峠に向かおうとしていたミツイキサイクルチームのメンバーと遭遇したので、トレインは一旦ここで停止した。

 先頭を引いていたメンバーはハンドルに上体をもたれかけるようにして、呼吸を落ち着かせようとしていた。

 かなり疲弊している感じだった。「先頭変わりましょう・・・」リスタートする際私はそう言って先頭交代した。

 そして、小沢峠の最後の行程を走り始めた。最後だけ斜度が上がる。その先には小沢トンネルが見えていた。




※投稿されたコメントは管理人の承認後反映されます。

コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ