2018/1/26

4336:C21  

 パイオニア C21が発売されたのは1976年、昭和51年のことである。1976年生まれだとすると今年誕生日が来ると42歳である。

 42年前に作られたとは思えないほどに、我が家に送られてきたC21は綺麗な外観を有していた。そして、そのデザインはこの時代の日本製のオーディオ機器にしては珍しくすっきりとしたものである。

 1970年代の日本製のプリアンプは、SONY TA-5450に代表されるように、ノブやスイッチ類がこれでもかといった具合に盛りだくさんにフロントパネルに並んでいるものが多い。

 そういった「もりもり元気的」なデザインとは真逆のデザインは、ちょっと海外製の製品に通じるセンスの良さを感じさせる。

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 C21の当時の販売価格は50,000円。宣伝文句は「プリアンプの原点にかえって音質を追求。純度の高い音質を実現した、妥協のないシンプル設計です。」というもの。

 トーンコントロールはないけれど、カートリッジの負荷抵抗と負荷容量を6種切り替えられる機能は付いているなど、確かに音質重視設計であることが窺える。

 「良いな・・・これ・・・予想以上に良い・・・」

 と、C21の第一印象はとても良かった。試しに各種ノブやスイッチをいじってみた。実に触感が良い。特にボリュームは32ステップのアッテネーター式で、そのクリック感が気持ち良い。

 このC21、残念ながら私のものではない。Marantz Model7が長期入院の見込みになったので、その「不在」の数ケ月間、ヤフオクで1970年代の日本製プリアンプを「予備」として購入しようかな、と思っていたところ、seiboさんのご厚意で、現在使っていないパイオニア C21をしばらくお借りできることになったのである。

 C21は三つ並んだGTラックの真ん中の上段に設置された。Marantz Model7が置かれていた場所である。

 左右にはORACLEの煌びやかな製品が置かれているが、C21はけっして霞むことはない。さらに同じラックの下段に置かれているO-DAC PRO MK2とのシンクロ具合も素晴らしい。

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 設置作業はスムースに完了した。おもむろに電源を入れた。C21のパイロットランプは淡いオレンジ色を発色した。



2018/1/29  8:18

投稿者:tao

seiboさん

C21、見た目的には、Oracleに挟まれても、ぜんぜん色褪せない素晴らしいものです。
音もシンプル・ストレートで、色付けを排除したまっとうなまじめさを窺わせます。

2018/1/28  20:05

投稿者:seibo

いやはや、並んでいる他の機材と比べると相当に肩身が狭いのではと思われます。それでもアキシャムをSQ38で鳴らしていた、渋好みのオーデイオマニアの方が、当時数台買いだめしたのですから、きっとどこか良いところもあるのでしょう。


http://eranderu.exblog.jp/


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